2015京都紅葉巡り・祇王寺

2015　10/18　奥嵯峨　祇王寺

落柿舎です。そういえば今年は柿が豊作で、干し柿も作りました


平家物語　巻第一　祇王の物語　　　祇王寺にやってきました。　am10:40


散り紅葉　　苔むした庭園が美しい。　しかし落ち葉はくすんだ淡い赤色　日当たりがあまり良くないからだろうか


茅葺屋根の門


嵯峨菊がある


祇王寺は竹林と楓に囲まれたつつましやかな草庵で、『平家物語』にも登場し、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が
清盛の心変わりにより都を追われるように去り、母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺として知られている


祇王寺の時雨、紅葉に包まれた草庵。路に 庭に 草屋根に そして竹林にも散り紅葉が重なっていく　音もなく・・


静かな時をお過ごしたいもの


紅葉は少し早かった







茅葺の本堂には、祇王ら4人と清盛の木像が安置されています。


苔庭の手入れは大変なのだろう


現在の祇王寺は、昔あった往生院の境内にあります。
往生院は、良鎮という僧が創建したお寺で、かなり広大な地域を占めていたと伝えられています。
後に、尼寺となりましたが荒廃。明治初期には、廃仏毀釈により廃寺となってしまいました。
しかし明治28年に再建されることに。現在、ここにある建物は、平家物語・祇王ゆかりの地に心動かされた、
元京都府知事北垣国道氏が、嵯峨野にあった別荘の1部を寄付したものです。


つくばいの水の音だけが静粛の中、響く




am11:10　30分の拝観時間でした