徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

2023日光和楽踊り

2023-08-07 21:16:32 | 日光
2023 8/4 日光市清滝 古河電工

コロナ渦で中止になっていた日光和楽踊りが4年ぶりに開催されました。
各地で中止になっていた夏祭り、花火大会が復活しているのを見ると、今年の酷暑も乗り切れそうです

「和楽」とは、日光(足尾)精銅所伝統の精神である「協同和楽」から付けられたものです。


19:00の開始のサイレンの後、電飾類が一斉に点灯


1906年(明治39年) -足尾銅山日光電気精銅所 を設立
足尾銅山で採掘した銅の鉱石を精錬した粗銅から、純度99・99%の電気銅を作ったのが日光事業所の始まり。大正2年9月に大正天皇と貞明皇后が古河電工日光事務所を訪問されました。当時、天皇が民間企業を訪問されるのは初めてのことであり、その大任を果たした夜、会社・所員の祝賀の席で自然発生的に歌い踊られたのが、日光和楽踊り発祥の由来とされています。


100年近い歴史がある和楽踊り 古河電工敷地内の和楽池 中央に櫓を建て、周りを輪になって踊ります




2時間お囃子と唄の途切れることはありません。最初は足尾銅山との関係が深かったので丹勢山(たんぜやま)から 精銅所を見れば 銅積(かねつ)む電車が 出入りする ””なんて歌詞もありました。歌詞は調べてみたら50近くあり、毎年?新しく作られるようです
令和になってからの歌詞もありました






踊りの種類は「手踊り」「笠踊り」「石投げ踊り」の3種類があり、お囃子は従業員で組織する「舞楽部」を中心に「正調和楽踊り」の伝統を守り続けています。「石投げ踊り」は足尾銅山より日光に伝えられ、鉱石を選り分ける「選鉱作業」の動作を表しています。
花笠踊り


足尾銅山は昭和48年閉山、それからここ日光古河事業所は事業を縮小して来たようです。アルミ加工や銅線、電線、銅箔とか
また金属以外にも超電導の研究も一時期やっていたような・・


日光市も合併し、人口も縮小気味、足尾は過疎化が進み、ここ清滝地区も店が閉まっている所が多く心配ですが、
いつまでも和楽踊りは続いてほしいものです










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