境内にあります合同墓(永代供養墓)の建て替え工事を行うこととなりました。
墓じまいをしたり、お墓を持たない選択をされる方が増えてきて、合同墓(永代供養墓)の需要が非常に高まっています。
安易に墓じまいをすることはいけませんが、どうしても仕方がないケースもたくさんあります。お寺としては墓じまいを推奨するわけでは決してありませんが、墓じまいをする、お墓を持たない方々の「受け皿」として、新たな合同墓(永代供養墓)を建てることが、総代会にて決定しました。
10月28日(木)に合同墓建て替えの法要を勤めました。
浄土真宗には「墓じまい」に対する正式な言い回しはありません。
お墓を閉じるという意味の「閉廟(法要)」や、仏さまのお引越しという意味の「遷仏法要」、あるいはありがとうございましたという意味での「御礼法要」といった言い回しが良いでしょうか。(遷仏は本来は、御本尊の阿弥陀さまを別の座に移すことを言います)
合同墓は墓地の一番右奥(北西側)にあります。
法要には、建て替えの施工業者さまと総代長立ち会いのもとでお勤めを致しました。
納骨されている遺骨はすべて一旦取り出し、他の場所にて一時的に安置します。既存の墓碑を撤去し、あらたに建物様の合同墓が建てられます。
また、その際に墓地の通路のアスファルト舗装の工事も行われます。
12月中に工事が終わる予定となっています。