「あなたの息子さんが殴ったのではありません」
「いいえ、本当です。うちの子が殴りました。そのクラスの生徒たちが皆、見てました。授業中に先生に怒られて、先生を殴ったんです」 「違います」 「間違いありません。証拠もあります」
「そういう意味ではありません。説明しますのでよく聞いてください。例えばオンラインゲームが好きな子がいるとします」 「はい。うちの子もゲームをよくやります」 「その子はゲームがやりたくてやります。ゲームをやっているうちに『あれ?もう1時間もやってる。じゃ、もうやめて運動でもしよう』とやめられるなら、その子がゲームをやっていると言えるでしょう。ところが、オンラインゲームにはまってしまえば心に変な現象が現れます。『えっ?もう4時間もゲームをしちゃったわけ?これじゃ、ゲーム中毒だ。このままじゃ授業にもついていけないし、卒業も難しくなるかも。もうやめよう!』と言ってゲームをやめようとします。でも、ゲームがやめられません。またします。
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