1876to1945さんのツイート(2013年10月01日~)を順に紹介します。29回目の紹介
【フクシマ見聞録】
子供の避難の必要ない
>”それはおかしい。こども逃がさなきゃだ”と声を上げたお医者さんがいた
Akira Tsuboi@1876to1945さん 2013年11月03日のツイートから
-自分が3月17日に行った、福島の一般人女性、ふくしま共同診療所の医師、
千葉で保養活動をされている女性の三者を呼んで話してもらったイベントが終わった直後、
ひとりの初老の男性が来て、診療所の医師と立ち話をはじめた。
「今日はやってよかった。」診療所の医師は言った。-
-「今日最後に話していたの誰だと思う。民医連の県のナンバー2のお医者さんだよ。
ぼくらの活動に協力できることがあれば協力したい、
情報交換しようって言って名刺くれたんだよ。
これはおどろきだよ。この一点でも今日は来てよかった。」と言った。
民医連というのは、肥田医師がレッドパージ-
-された末、共産党に入党して立ち上げた被曝医療を実施した全国的な病院連盟だ。
彼がおどろいたのは、先述したこどもの避難をすすめないという決定にもかかわらず、
そうして個人で賛同を表明した医師がいる、ということだった。
地殻変動が起きている。それから数ヶ月たった東京の下町で-
-この診療所の医師が話している場所に連れられていった。
その時に彼が言ったことにこんなことがあった。
「-民医連は、方針としてこどもの避難の必要はない、
ということを彼らの医師会の会合で正式に決めました。
そうした医師たちの会合というものがあるということ自体、
知らなかったんですが-
-「その方針を決定する会合の席で、”それはおかしいんじゃないか。
こども逃がさなきゃだめだろ”と声を上げたお医者さんがいたらしいんです。
それでどうなったかというと、周りからその医師のとこにひとが寄っていって、
つまみだされてしまった。
そうした会合で話される内容なんて、これまで-
-「表にけっして出てこなかった。でもその会議に参加してたひとが、
やっぱりそれはおかしいだろう、こんなことがあった、
ということでそんなやりとりがあったことを
ブログに書いて暴露してしまった。それを読みました。」
こんなことを言っていた。
赤旗にとりあげられた身としては言いづらいが、-
-誰も書かないから書くしかない。
肥田医師は、そんな医師たちに翻意を促した。
結果は?
「だめだった。(後で確認するが)時間話してやってみたけど、だめだった-」
肥田医師は言ったのだという。これが、戦後60年経った段階での共産党だった。
官邸前に共産党系の政治家が来て話をする。-
-自分は彼らを冷ややかな目で見ている。騙されているのか、知らないのか。
知っていながら行動しているのだとすれば、反原発という名の群衆の行動にも、
原発を進めてきた人間がひた隠しにしてきたものがあったように、
タブーの論理があるということになる。
群衆の中で、自分にいつ排除論理が-
-発動するのか(ある場所によってはすでに発動しているらしいのだが)、
殺伐とした気持ちをこころの片隅に感じながら、
自分は福島で聞いた悲劇を描いた絵を、群衆に紛れて道端に置く。-
※次回に続く
2016/11/9(水)22:00に投稿予定です。