原発問題

原発事故によるさまざまな問題、ニュース

【フクシマ見聞録】オリンピックの招致に5000億円出して、福島の災害対策に10分の1、いったい、なにが大事なんだ ※35回目の紹介

2016-11-17 22:01:19 | 【フクシマ見聞録】

1876to1945さんのツイート(2013年10月01日~)を順に紹介します。35回目の紹介

【フクシマ見聞録】

オリンピックの招致に5000億円出して、

福島の災害対策に10分の1、いったい、なにが大事なんだ

Akira Tsuboi@1876to1945さん 2013年11月13日のツイートから


福島行-雨は勢いをつよめて、屋根や地面にはねかえりしぶくような
調子になっていった。

人間はおおむね郡山駅のなかに入って雨をやりすごし、
そうして自分がうろついて話を聞いて回った駅周りの軒下にもひとはまばらになった。

右手に、2日前に郡山に住む男がハンドマイクで話していたステージがあり-

 

-人気なく、雨中にある。彼の言葉-。

「今、テレビでは東京オリンピック招致やっていますね。

ところが、この原発事故に関して、国が500億円の予算を計上しました。

でも考えてみてください。

オリンピック招致で国はいったいのぐらいの予算をだしました?

5000億円ですよ。-

 

-「なんで、オリンピックの招致に5000億円出して、
福島の災害対策に10分の1ですか、いったい、なにが大事なんだということですか。

われわれは、オリンピックを招致するよりも、”価値がない”んですか?

-こどもが生きるか死ぬかのはなしになってるんです。
まだ現実が見えませんか。-

 

-「私たちはオリンピック招致よりも安いんですか、”命”が。

たかだか商業主義のお祭り騒ぎのために殺されたいですか。

”いつも言ってます、あなたたちの人生です、こどもたちの人生です、、、

まごたちの人生です、それを守るのは”おとなの役目です”。

それを放棄してて、”いいんですか”。-

 

-「たったそれだけで一体なにができますか?阿部晋三は言いました。

2020年には汚染水問題は解決されているだろうと、その根拠は”ありません”。

一つわかっているのは、”安倍晋三は総理ではないということだけ”です。

こんな無責任なことを一国の総理大臣に言わせていていいんですか。-

 

-「何度でも言います、あなたがたは”生きている”んです。

経済政策の機械や、ロボットではありません。

もう一度考えてください。お願いします-」

直截に、渾身で訴えた彼の言葉が響いていた広場には、雨音だけがある。
彼のそうした言葉がもっぱら自分の中で響く。-

 

-「駅から二人連れの若いカップルが出てくる。青年は色が白く、洒落ている。

背が高い。女のほうは印象がうすかった。

”こんにちは。昨日、五輪が東京に決まりましたね。

どういった感想をおもちですか”自分は聞くことにもどった。青年は言った。-

 

-「良かったと思います。アメリカのバスケが昔から好きだったんで、
2020年、観に行きたいですね」女は答えない。

ぽつぽつと駅から出てくる人間たちに自分は聞いていった。

「(二人連れの女子高生) あまり興味がない」

「(その連れ) 、、、微妙。」「(20代スポーツをしてそうな青年) -

 

-「あ、決まったんですか。

自分今21なんですけど、2020年の時、
自分アラサーなんですけど観に行きたいと思います。」

「(威勢のよそさそうな男四人連れ)
あー、きのう、東京オリンピックきまって、、、。

あー自分はテレビ全然見ないんで。

まあ、、、決まってよかったんじゃないですか。」-

 

-自分を避けたものも含めるとおよそ40人ほど。言葉を返した者が17名。

このうち、はっきりと原発の問題とからめて五輪東京開催に
反対したのはただ一人、30代とおぼしき女性だけだった。

刻限がせまり、自分は駅の中へ入っていった。
雨中の郡山をあとにして、福島へむかった。-

 

 ※次回に続く

 2016/11/21(月)22:00に投稿予定です。 


【告発!検察「裏ガネ作り」】大臣も犯罪であることを認識した限り、ただちに捜査結果を国民の前に公表すべきである ※27回目の紹介

2016-11-17 22:00:50 | 【告発!検察「裏ガネ作り」】

*『告発!検察「裏ガネ作り」著者 三井 環 を複数回に分け紹介します。27回目の紹介

口封じで逮捕された元大阪高検公安部長の「獄中手記」~

----------------

**『告発!検察「裏ガネ作り」』著書の紹介

4 告発を決意した理由 P73~

(前回からの続き)

 その内容は高知時代とほぼ同様なので省略するが、告発状には、

<加納駿亮に対する刑事告発はすでに一か月半が経過している。検察当局から森山法務大臣に対して捜査経過の報告がなされていると考えられる。大臣も犯罪であることを認識した限り、ただちに加納の職を解き捜査結果を国民の前に公表すべきである。

本件は外務省の機密費以上の重大事件である。検察の体質そのものが問われる。本件は外務省の機密費以上の重大事件である。毛札の体質そのものが問われる。調査活動費予算のすべてを返上する措置を講じるべきである。聖域なき改革を主張する小泉内閣にとって、本件告発の対応が試金石となろう。その対応いかんでは国民の批判を浴びることになろう。改革内閣の真価を期待したい>

 という文章を添えた。
 
 現職の幹部検事でありながら刑事告発された加納駿亮氏は、早稲田大学在学中に司法試験に合格し昭和42年に検事任官、大阪地検特捜部長、大阪高検次席検事、神戸地検検事正などを歴任した。特捜部長時代は、戦後最大の経済事件といわれたイトマン事件やお尾上縫氏の巨額不正融資事件などを指摘し、「関西検察のエース」といわれていた。

 ※続き『告発!検察「裏ガネ作り」』(告白を決意した理由)は、

2016/11/21(月)22:00に投稿予定です。 

 

告発! 検察「裏ガネ作り」


11月16日(水)のつぶやき

2016-11-17 02:26:15 | つぶやき