✳️【フリーメーソンとユダヤ】
フリーメーソンは、「自由」、「平等」、「寛容」、「人道」の基本理念の下、宗教の枠を超えて活動しようという友愛互助組織です。その基本的な性格は、ロータリークラブやライオンズクラブともよく似ています。
ただし、宗教の枠を超えて、理性や自由博愛の思想を掲げることは、特定の宗教に優越的な地位を与えないということでもあります。そのため、カトリック教会など、宗教権力はフリーメーソンを自由思想として敵視しました。特に、フランス革命の指導者にはフリーメーソンの会員が数多く含まれていたため、反革命派は彼らを体制転覆の陰謀組織として攻撃しました。
もともと秘密結社であったフリーメーソンですが、反対派からの弾圧を避けるため、秘密結社としての性格がより色濃くなり、ますます陰謀論者の妄想を掻き立てる存在となっていきました。ここに、キリスト教の伝統的な反ユダヤ主義が結び付き、「ユダヤの組織であるフリーメーソン」の陰謀がまことしやかに語られることになります。
しかし、フリーメーソンは、そもそも、キリスト教であれユダヤ教であれ、特定の宗教にこだわらないことが大前提ですから、「ユダヤの組織」ということはありえません。 内藤陽介〈みんな大好き陰謀論〉より
✔️【真相〈フリーメーソンの黒幕がユダヤである〉】
完全な知識不足です。
フリーメーソンの陰謀とは厳密には「イルミナティーの陰謀」であり、イルミナティーの創始者アダム・ヴァイスハウプトをフランス・フリーメーソンに送り込んだのがマイヤー・アムシェル・ロスチャイルドなのです。
フリーメーソンの奥の院がイルミナティーであり、そのまた背後にはロスチャイルド(ユダヤ)がいるというわけなのです。
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