Jリーグディヴィジョン1も残り5節となった。
もちろんFC東京に優勝の可能性は残っているが、首位とは勝ち点9差。残り5戦をFC東京が全勝する前提でも、横浜FMが勝ち点6、2勝3敗の負け越しでようやく追いつく計算だ。となると、ACL出場権を得られる、現在3位の広島までの勝ち点差6を詰められるかが現実的なところだろう。
東京と広島までの間には川崎、鹿島、C大阪といて他力本願な部分が多いが、予測検討してみたい。
まずは、現在の順位から。
01 横浜FM 56/29/16/08/05/46/26/20
02 浦和 54/29/16/06/07/57/40/17
03 広島 53/29/16/05/08/46/27/19
04 C大阪 50/29/13/11/05/44/25/19
05 鹿島 50/29/15/05/09/51/45/06
06 川崎 48/29/14/06/09/57/46/11
07 FC東京 47/29/14/05/10/54/39/15
08 仙台 44/29/11/11/07/37/29/08
※ 左から(順位/チーム名/勝点/試合数/勝数/引分数/敗数/得点/失点/得失点差)
次に、それぞれの対戦カードを見てみることにする。
01 横浜FM 大分A/名古H/磐田A/新潟H/川崎A
02 浦和 柏 H/仙台A/川崎H/鳥栖A/C大H
03 広島 仙台H/柏 A/C大A/湘南H/鹿島A
04 C大阪 鳥栖A/東京A/広島H/鹿島H/浦和A
05 鹿島 川崎H/湘南A/鳥栖H/C大A/広島H
06 川崎 鹿島A/清水H/浦和A/大分A/横MH
07 FC東京 甲府A/C大H/湘南H/柏 A/仙台H
08 仙台 広島A/浦和H/新潟A/清水H/東京A
※ 左から(30節/31節/32節/33節/34節)、H=ホーム、A=アウェイ
□横浜FM
上位との対決は終えている。最終節までもつれると川崎相手は難しいが、比較的厳しくはない印象。
開き直りの大分、降格が決定しているかもしれない磐田を無難にやり過ごせば、優勝に最も近い。連敗は期待薄か。
□浦和
アウェイでの仙台や川崎を下せば逆転優勝もあるか。ただし、浦和は毎年最終節に“やらかす”印象があるので、C大阪戦は見ものとなるか。
□広島
上位との直接対決が済んでいるため、連覇のためには負けは許されない。アウェイのC大阪、最終節の鹿島がポイントとなるか。
□C大阪
キャスティングボートを最も握っているのがセレッソ。広島、鹿島、浦和の3連戦を含めて全勝するなら優勝もあり得る。
□鹿島
優勝、ACLともに、セレッソ、広島とのラスト2戦は勝利が前提条件か。試合巧者だが、痛いのは得失点差が2ケタでないこと。毎試合複数得点が求められる。
□川崎
最大の惑星か。上位の中で唯一首位の横浜FMと対戦があるのは川崎だけ。鹿島、浦和を叩くことが大前提となるが、その結果次第では最終節に優勝の可能性も出てくる。
□FC東京
対戦相手という意味では、横浜と並んで恵まれているかもしれない。もちろん全勝して他チームの結果を待つポジションではあるが、5連勝は決して困難なチャレンジではない。31節のC大阪戦が最大のヤマ。
□仙台
FC東京同様、全勝して結果を待つことには変わらない。ただ、広島、浦和と連勝して勢いがつけば、一気に5連勝は可能だ。最終節のFC東京は昨年も最終節で6失点。リヴェンジに燃えることと相乗効果となれば、滑り込みでACL圏内も。
1位横浜FMから8位仙台までの直接対決を太字で表示してみよう。
01 横浜FM 大分A/名古H/磐田A/新潟H/川崎A
02 浦和 柏 H/仙台A/川崎H/鳥栖A/C大H
03 広島 仙台H/柏 A/C大A/湘南H/鹿島A
04 C大阪 鳥栖A/東京A/広島H/鹿島H/浦和A
05 鹿島 川崎H/湘南A/鳥栖H/C大A/広島H
06 川崎 鹿島A/清水H/浦和A/大分A/横MH
07 FC東京 甲府A/C大H/湘南H/柏 A/仙台H
08 仙台 広島A/浦和H/新潟A/清水H/東京A
こうしてみると、より横浜FMの有利さが浮き出てくる。そして、C大阪が鍵を握っているのは明らかだ。
FC東京としては、特に浦和、広島を叩けるC大阪と仙台に頑張ってもらって、鹿島や川崎には痛み分けをしてもらい、C大阪と仙台をキッチリと叩くという展開が理想だ。(笑)
皮算用はここまで。
まずは、目の前の試合に全力を尽くして、勝利を重ねていくのみだ。
最新の画像もっと見る
最近の「FC東京」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事