ナビスコ3節を終わって首位の東京。とはいっても、前節の新潟戦は大竹の劇的なロスタイム弾で勝利したものの、ここまで安定したゲーム運びで試合を終えてきた訳ではない。チームとして一体感を持ってホームに強い仙台を打ち破らなければならない一戦だ。仙台はリャンが北朝鮮代表のため不在、東京は長友、今野が不在だが、徳永と石川が復帰した。警告累積が解けたキムヨングンも名を連ねた。
平日のアウェイ、仙台はさすがに観戦しに行けないので、本日は携帯から速報をチェックする。守備が堅い仙台だけに、早々の失点は避けたいところ。
と思った矢先、開始早々5分に失点の速報が。DFとボランチの間の連係の隙間を突かれたのだろうか。
……
戦評をさらっと読んだところ、守備のマークが乱れる形で失点。また、パスミスからのカウンターやフェルナンジーニョの動きに翻弄されたとのこと。そして、決定機に決めきれず、堅牢なブロックからカウンターを狙う仙台のサッカーにしてやられたとのことだった。エリア手前までボールを運ぶが守備を崩しきれず……というあたりは、勝てない時期のサッカーが目に浮かぶようだ。
まだ、これまでも言及してきたシンプルにゴールを目指す、というところはチャレンジ出来てないのかもしれない。数打てば……ということを求める訳ではないが、いい形でのシュートを狙うあまり、スピーディな攻撃に移行出来ず、シュートの機会を失っていないか。決めなければという思いが強く働き過ぎて、完璧なシュートチャンスを求めて、結局プレッシャーに負けてしまう場面が多くなっているのではないか。そんな感じもする。
これで仙台は7試合ぶりの勝利。東京は首位から陥落した。勝ち点をみても混沌としているだけに、残り2試合は早期建て直しを図り、確実に勝利したい。特に次に当たる京都は、前節東京が苦しんだ新潟に4-1で勝利し首位に立っている。ホームでの対戦となる京都を打ち負かさなければ、2年連続の予選突破には黄色信号が灯るといってもおかしくない、という危機感で臨んでもらいたい。
◇◇◇
ナビスコ予選第4節
2010/05/26 ユアテックスタジアム仙台
仙台 1(1-0、0-0)0 FC東京
【得点】
(仙):関口(5分)
観衆:9,157人
天気:雨のち曇
<メンバー>
20 GK 権田修一
33 DF 椋原健太 → 14 MF 中村北斗(72分)
03 DF 森重真人
04 DF 高橋秀人
17 DF キムヨングン
02 MF 徳永悠平
10 MF 梶山陽平
18 MF 石川直宏
22 MF 羽生直剛 → 19 MF 大竹洋平(63分)
13 FW 平山相太
24 FW 重松健太郎 → 16 FW リカルジーニョ(46分)
01 GK 塩田仁史
08 MF 松下年宏
09 FW 赤嶺真吾
11 MF 鈴木達也
◇◇◇
【ナビスコカップ Aグループ順位表】
1位 京都_ 4 8 8 4 +4
2位 FC東京 4 7 4 3 +1
3位 仙台_ 3 5 2 1 +1
4位 大宮_ 3 4 4 3 +1
5位 新潟_ 4 4 2 5 -3
6位 名古屋 3 2 4 6 -2
7位 C大阪 3 1 2 4 -2
※(左から試合数、勝点、得点、失点、得失点差)
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