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早池峰(続き)

2013-08-04 23:45:44 | 日記
早池峰は、何かで読んだけど、日本100名山の深田久弥が「峰」という字があるので「早池峰山」という呼称は適当でない、と言ってたそうで、私もそれに倣ってとりあえずこのブログの中では「早池峰」と呼ぶことにします。

早池峰がある宮古市、遠野市、花巻市では、この一帯の生態系を良好に保全するため、ハイシーズンの6月から10月までの間、山頂のトイレを携帯トイレ専用にしています。トイレに入っても携帯トイレをを置く専用便座みたいなのがあるだけでず。まあ、男の小用であれば他人に見つからないようにすれば用は足せるけど、そこは当人の倫理観というか、自然を愛する気持ちの問題ですかね。私は100均ショップで買いました。忘れた場合でも登山口に350円で売ってます。
他にも、林野庁の腕章を巻いている自然を愛するボランティアの方が何人も入山しているので、なかなか自然を荒らす行為など、できそうもありません。

今回は家を5:20に出て、麓の「岳」駐車場に6:30集合にしました。ここで、車からシャトルバスに乗り換えて「河原の坊」登山口まで移動です。このシャトルバスの運行は特に入山者が多い6月上旬から8月の第1週までの土日祝日、普通車であれば朝の5時から午後1時までの間、登山口までの県道が通行止めになるため、その代替交通機関として運行しています。片道700円、所要約15分、高いか安いかは当人の判断でしょう。

私たちは河原の坊登山口で下車し、午前7:30登山開始。この早池峰一帯は水が豊富なのか、登山口からかなり上った辺りでも水が多く、登山道が渡河する箇所も多いですね。
登山道の一帯には、綺麗、かれんな花がたくさん咲いてます。天候は曇り、ただ、の上空は風が強いようで雲の動きが速く、時折、澄み切った青空や緑のじゅうたんのような山肌の景色が眼前に広がります。そして、山頂に近いところで、お花畑、と言ってもよいほどの景色が広がってました。ハヤチネウスユキソウはもう終わりに近かったけど、代わりに最高の景色を見せてくれました。足元に綺麗な花を見つけるたびに立ち止っては写真を撮っていたため、上りは3:30かかり、午前11:00山頂到着。


山頂付近のお花畑

山頂からは北側はある程度景色が広がったのですが、稜線を挟んだ南側は厚い雲に覆われていて何も見えず。山頂は大きな岩が幾つも積み重なった状態で、ところどころに岩と岩の間の隙間が顔をのぞかせているのですが、そんなところにも可憐な花が咲いてます。ダイモンジソウは、そこに咲いてました。
山頂付近には、葉は紫蘭のようで、花姿は海老根のように緑色の小さい花がたくさんついてるのを見つけました。見つけたというより、そこらへんに無数に咲いてた。名前知らず・・・。


下山は12:10発、小田越登山口へ。下山開始直後、木道沿いにコバイケイソウの大群落がありました。そろそろ終わりかけ状態。コバイケイソウは先日、八幡平に行った時も湿原の中で大群落がありました。今年は、コバイケイソウの当たり年のようです。
しばらくの間は、岩と岩の間を跨いだり飛び越したりする道が続くため、少し神経質になり始めたころに砂利道になる。少しホッとする。
下山路には鎖場やはしご場があり、もし急に意識を失ったらおれは死ぬんだな、と変な想像もしてしまいました。
下山は2:10で、14:20に小田越えに到着。シャトルバスの運行がなければ、ここから河原の坊まで歩かなければならないのですが、バスで楽ちんで行けるのが何と言ってもよいなあ。

早池峰

2013-08-04 08:33:58 | 日記
先週行けなかった早池峰に行ってきました。

早池峰には、昨年10月下旬に初めて登りました。天候は良かったのですが、強風と寒さが厳しく当然のことながら高山植物にはほとんどお目にかかれず、なんとかお花畑や固有種が咲いてる時期に登りたいと思ってました。

今年は最初から7月中に登山する予定を立てていたのですが・・・。
最初は7月7日に予定していましたが、その前週に自分がギックリ腰でドタキャンしてしまい、同行予定者に迷惑をかけました。
二度目は、先週予定したのが、天気予報では雷と雨の予報でしたので、諦めました。
そして昨日、三度目の正直でやっと高山植物が咲き乱れる時期に行くことができました。
詳細は、次回で。とりあえず、写真だけ載せます。



 河原の坊登山道の中腹から見上げる山頂付近


 早池峰の固有種、ハヤチネウスユキソウ


 山頂付近で見かけたダイモンジソウ


 花姿はホタルブクロに似てますが、何という花なんでしょうか


 ウメバチソウ、秋の花だそうです。東北地方は昨日やっと梅雨が明けましたが、もう山は秋の予感ですね。