トリプルグランドスラム

今朝は３時半に起きて全米オープンゴルフのテレビ観戦。
歴史に残る試合になるだろうと思い、どうしても見届けておきたかった。
テレビ放映予定では４時半までだったので、最期の数ホールを見届けて、再びペッドに潜り込もうと思っていた。
ところが、３時半に３打差で圧倒していたタイガーが見る見るうちにメディエートに追いつかれ、16番ホールでなんと逆転されてしまった。
勝負は前日と同様に18番ホールで動いた。　タイガーがバーディ、メディエートがパー、これで両者互角になり、19番ホールとなる。
さすがにメディエートがプレッシャーに負けたのだろう。
それまでは安定していたティーショットが左にぶれてバンカーに。
そのバンカーからの180ヤードのショットも、左にぶれて観客席の根元に打ち込む。ドロップゾーンからピンを狙うが、もう集中力が切れていたのであろう。
グリーンに乗るが長いパットを残す。　
一方、タイガーは２打目をグリーンに乗せる。　バーディ狙いは外すが、余裕のパー。　その後、メディエーツの長いパーパット。　これが外れて万事休す。

タイガーはなんとトリプルグランドスラム達成となる。
それにしても激しい出入りのゴルフだった。
そんな苦労もあったためか、タイガーがいつもにも増して喜んでいるように見えた。　世界最高峰の選手は、やはり普通ではない、ということを立証してくれたゲームだった。　オメデトウ、と言いたい。