jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

シーズン開幕!

2004年10月04日 | コナモンズ
このところ野球関連の記事ばかりでしたが
今日も野球です(爆)

今朝のスポーツ紙より。

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惜敗!コナモンズ開幕戦飾れず!

世間の注目を一心に集めて誕生した「大阪コナモンズ」(本拠地大阪)のにとって最初のシーズンが開幕した。

10月4日早朝に各地で一斉に行われた開幕戦。C-91リーグで初戦を迎えた「コナモンズ」は優勝8回を誇る強豪「ニューヨークモンキース」と対戦し2-3で惜敗した。
コナモンズ開幕投手はエース神野。強豪モンキース打線を相手に9回まで2点に抑える好投を見せた。
試合は2-2で迎えた延長10回、神野に交代した石田がモンキース横江にホームランを浴び2-3で敗れた。
独特の緊張感の中初めての戦いを終えた飛跳監督は「勝ちたかってんけどなぁ…ま、最初にしたらええゲームやったんちゃいます?」と第一声の後「緊張の中強豪と競り合った選手はようやったと思う」と選手を称えた。
ようやく長いシーズンの入り口に立ったコナモンズに集まった観客から惜しみない拍手が送られた。

コラムユーゾーズアイ
世間の注目と初戦のプレッシャーの中「大阪コナモンズ」はよく戦ったと言える。見たところ投手力主体のチームのようだが10回同点の場面で何故中継ぎの石田投手だったのか?あの場面は同点でもストッパーの大江で行くべき。初戦だからこそ勝ちにこだわる投手起用が欲しかった。投手力はいいものを持っているだけに監督の手腕がキーポイントかも。 野球評論家 牟茶勇蔵(むちゃゆうぞう)

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ハイ、残念でした(泣)
あ、この記事は例によって例のごとくです(笑)
「BrainMagicBASEBALL」
「大阪コナモンズ」C-91リーグ 4位 勝率.000

イチロー選手と落合監督

2004年10月04日 | 野球
「1点相手より多く取って守って勝つ」
そんな野球がつまらないと本気で思うなら野球を見るのをやめた方がいいかもしれない。

ホームラン連発で華々しく勝つ野球は見ていて爽快だが
1点差を守りきる野球のスリリングな魅力も捨てがたい。

1点リードで迎えた終盤、
ランナーを背負った状態で対するはホームランバッター
マウンドの若手投手に監督が一声かける。

勝負だ。

若い投手の投じる一球に
待ち構える強打者に
全身守備の内野陣が
今にも走り出さんとする外野陣が
ベンチに座る選手や監督が
ざわつくでもない静まり返るでもないスタンドが
しびれるような時間を共有する。

「地味な野球」「つまらない野球」「古い野球」
オレ竜監督の言葉を捕らえて新聞は一斉に落合監督論を報じる。
シーズン前まったく蚊帳の外だったその手腕を褒め称える。


「262本のうち59本が内野安打」
それはヒットの記録じゃないと本気でそう思うなら
やっぱり野球を見るのをやめた方がいいかもしれない。

90フィート(27.43m)は絶妙な距離だと言わねばならない。
カキンと乾いた音がすると同時に走者に変貌した打者は猛然と1塁に向かって走り出す。
白いボールはグラウンドを跳ね回り飛び込んでくる内野手のグラブに収まると
一瞬のうちに取り出され振り回されビュンと1塁に向かって弾丸のように放たれる。
足を目いっぱい伸ばしボールを迎えに行く一塁手
ボールと競うように無心に1塁を駆け抜けんとする走者。

早いのはどっちだ!

幾度となくそれこそ星の数ほど繰り返されたプレイ。
イチローはその白いボールとの競争にあっさり勝ってしまう。
内野ゴロなのにアウトに出来ない!
塁間は90フィートでいいのか?
イチローの内野安打を封じ込めたいなら
野球の歴史を変えなくちゃならない。

マスコミに何と煽られようと
わがままだ生意気だと言われようと
自分の道を貫いてきた落合監督とイチロー選手。

新記録達成の夜、イチローはこう語った
「原点にあるのは、野球が好きだということ。」
落合監督は今季を振り返って
「監督って楽しい。だって選手のすごいプレーを間近で見られるんだぜ。」と言った。

なんだ、一皮むけば僕らと同じ
落合博満と鈴木一朗というただの野球好きだったんだ。
そしてそれは松井選手も野茂投手も古田選手も新庄選手もみんなただの野球好きに違いない。

だから僕らは応援したくなるんだ。