jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

お誕生日会前夜

2005年05月14日 | 家族
もうすぐ長女の誕生日。

チーちゃんが「お誕生日会やりたいねんけど」
と相談してきたのは1ヶ月ほど前のこと。

嫁さんも僕も顔を見合わせて
「とうとう来たか…」と思った(笑)

5月14日土曜日のお昼からと日時を決め
お友達に招待状を書いて渡し
チーちゃんもはじめてのお誕生日会にワクワクしている様子。

僕もちょうど小学校4年生くらいだったと思う。
雑誌か何かで誕生日に友達呼んでパーティしよう!
というような記事を読んで
すぐさま影響されて親に相談したのを思い出した。

田舎の小学校のこと
みんな家が遠くてわりと距離がある。
「お誕生日会」をする人などいなくて
クラスの中でも僕が初めてだったんじゃないだろうか。

その後みんなお誕生日会を開くようになって
普段なかなか行けない友達の家に行くのが楽しみだった。

チーちゃんもお友達との遊びが楽しい年頃になったんだと
ほほえましく思ったのだけれど
嫁さんの方は戦々恐々である(笑)

まず何より部屋を掃除しなくては行けない(爆)
普段二人してほったらかしにしてあるから大変なのだ(笑)
それに料理を何にしよう?
食器は足りるかしら?
ケーキも注文しなきゃ
お返しの品はどうしようか?
呼ばなかったお友達のお母さんから電話あったらどうしよう?
などなどやらなきゃ行けない事は山のようにあった(笑)

これが日曜日だったら
イベント好きの僕は張り切っちゃうところなんだろうけど
土曜日はあいにく仕事。

来てくれたお友達にお返しに渡す品はUSJで調達
掃除は連休最終日にまとめて(笑)
ケーキは翌日出社前に頼んだ
メニューはチーちゃんの好きなハヤシライスに決定
電話してきそうなお母さん対策も深夜会議で練り上げた(爆)
準備は着々と進んだ。

そんなわけで
昨夜は嫁さんと二人台所に立って
ハヤシライスとサラダを作った。

ここ数年でお互いに幅が広くなったもんだから
ただでさえ狭い台所が余計に狭い(笑)
ハヤシライスを煮込みながら
お互いのお腹の肉つまみ合戦をしていたら
トイレに起きてきたチーちゃんに
「何してんねん?」と白い目で見られた(爆)

食器を用意しておかなきゃいけないのを思い出して
深夜の押入れを漁る。
こういう時のために取っておいた
親戚の結婚式の引き出物がいくつかあったはず(笑)

籐のバスケットに入ったカレー皿5枚とスプーンのセット
木製の大きめサラダボウルと木製の取分けスプーンとフォーク
小さめの木製サラダボウル5個セット
本来はビール用なのだろうタンブラー5個
ようやく陽の目を見る事ができた食器達は
嬉しそうに蛍光灯の光を浴びて輝いている。

しかしここで問題発生。
誕生日会の出席者は招待客5名と本人の6名。
お皿もサラダボウルもタンブラーも5個づつしかない…
使えねぇよ…引き出物(爆)

結局、呼んだお友達の中に学年が下の子がいるので
その子には別の可愛い食器を使ってもらうことにした。

会場は普段寝室として使っている
ニ階の四畳半と六畳の部屋を繋げて使う。
そのため食卓を二階にあげなくてはならない。

細い階段を食卓かついでえっちらおっちら上り
僕の布団の横に立てかけた
地震があったら顔面直撃だ(笑)

そんなこんなで準備を終え
コーヒーで一息ついたのが午前1時。
嫁さんは明日に備えて就寝。

その後
個人的な趣味でCDジャケットを描いたので
その印刷と加工をした。
作業的に目処がついたのは2時前
仕事もあるので寝ることにした。

トイレに行って部屋に戻ると
押入れの前に何か落ちている。
さっき食器を出した後
しまい忘れていたのだろう。

落ちていたものを拾い上げてギョッとした。

そのビデオテープは押入れの奥深くに眠っていたはずの
秘蔵コレクションの一本だった(爆)





僕が布団にもぐりこんだのは2時半を回っていた。