jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

W杯1次予選最大の壁 オマーン…今夜決戦!

2004年10月13日 | サッカー
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     【【 作戦発動 】】

 発:kawakero司令
 宛:食う軍各責任者
  
 場所:オマーン/マスカット
 目標:オマーン
 時間:2004/10/13 23:15(日本時間)
 作戦名:サヨナラ・オマーン
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※キー局は“フジテレビ”

とうとうやってきました。
W杯の1次予選だというのになんでこんなに盛り上がらなきゃいけないんでしょ。
本来ならサクッと軽く予選突破なんでしょうけど…
それだけアジアのレベルが上がっているということなのでしょう。

オマーンは間違いなく強い。
油断はもちろんしていないだろうが
日本がまずやらねばならないことは失点0で終える事。
たとえ得点が取れなくとも引き分けでも予選突破が決定する。

もちろん守りに入るという意味ではない。
「攻撃は最大の防御」今回はまさにこの言葉どおり
攻めている時間が長ければ必然的に守備の時間は短くなる。
それでもカウンターは要注意だけれど。

サッカーは何が起こるかわからない。
だからどんな試合でもドキドキワクワクするのだけど
今日のドキドキは体に悪い。


さて
我らが「食う軍」も気を引き締めてかからねばならない。
インド戦のようにあきらかにコレという食べ物がない…
今のところ
首都マスカットということでマスカット系の食品、飲料
また、風祭 紫@軍曹情報によれば
オマーンの特産品デーツはお好み焼きやたこ焼きのソースの材料として欠かせないとのこと
お約束だがオマーンだからお饅頭という作戦もみんなで実行すればかなり有効であると思われる。

ということで…
今日のお昼は宅配のお好み焼きに決定!もちろんソースたっぷりで!
帰りにスーパーでお饅頭(できれば酒饅頭@kissh参謀長)とマスカット系の飲み物
そしてできればたこ焼きなどを調達してみたい。

日本代表の1次予選突破と食う軍各位の健闘を祈る。


~関係各位に連絡~
当記事のタイトルはちゃんと区切って読むように。

このまま波に乗れるか?

2004年10月12日 | コナモンズ
プロ野球パリーグは大盛り上がりでプレーオフを終え
我らがドラゴンズとライオンズの日本シリーズを待つばかりとなり
秋風が似合う季節になってきましたが
こちらはまだまだシーズン真っ只中です。

今朝のスポーツ紙から

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コナモンズ逆襲の3連勝!

開幕後の5試合を1勝4敗の最下位で終えたコナモンズだったが、ここに来て3連勝と調子を上げてきている。
開幕直後の不振の原因はあきらかに打線の不調にあった。開幕5試合で失点はリーグ3位だが得点がダントツの最下位、5試合終わって8得点では「よく1勝できたなぁ」という飛跳監督の言葉は本音と言ってよいだろう。スタートダッシュに失敗した首脳陣は緊急会議を招集、データの収集と分析を行った結果、チーム打率は他チームと比較しても格段に悪いわけではないとして、大胆な打順、ポジションの変更に手をつけた。また投手のローテーションも三振数の多いチームに奪三振の多い投手をぶつけるなど順番を入れ替えた。
その結果チーム改革後初戦こそ0-12と大敗したものの、それ以降は7-6、7-3、5-1と3試合で19得点とそれまでの不振が嘘のように打線は好調。この3連勝でチームも最下位を脱出し4勝5敗と勝率5割目前と雰囲気も良い。チームの打順入れ替えはひとまず成功したと言えよう。ただ、唯一心配なのは4番刹木の極度の不振。打率は現在.187と正直物足りない。C-91リーグは首位から最下位まで3ゲーム差の中にひしめいており、まだどのチームにも優勝の可能性は大いに残されており、このまま混戦が続けばコナモンズの優勝も夢ではないだけに、4番刹木の調子が気になるところだ。

大阪 コナモンズ、飛跳監督インタビュー
---3連勝おめでとうございます。
飛跳監督「ありがとうございます。」
---打順の入れ替えが成功しましたね。
飛跳監督「もともとチカラのある選手たちだからね、打順の入れ替えはいい結果になったようだ。」
---その好調な打線にあって4番の刹木選手だけが乗り遅れているようですが。
飛跳監督「あぁ、全然心配してないよ。実力はあるからね。ちゃんと打点は上げてるでしょ?ちょとしたきっかけだけだよ」
---最下位も脱出して上を目指すわけですが…
飛跳監督「いや、まだ前半戦だし順位は意識していないよ。それよりまずは貯金だね。」
---大阪の新チームとしてファンの期待も高いようですが
飛跳監督「まったくの新しいチームということで戸惑いもあったがこれからが本番。気を引き締めて戦って行きたい。」
---では応援してくれるファンの皆様にひと言
飛跳監督「選手も監督も手探り状態でしたがようやく光が見えてきました。これからも応援よろしくお願いします」

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この記事は例によって例のごとくです(笑)
「BrainMagicBASEBALL」
「大阪コナモンズ」C-91リーグ 10/12現在 4勝5敗 4位 勝率.444 首位とのゲーム差2

叶わぬ夢ではなく届くのに取れなかった事が悔しいのだ

2004年10月12日 | F1
本気モードだなぁ!

ゴール後のHONDAスタッフの表情を見てそう思った。
バトン3位、琢磨4位と結果を見れば今シーズンの及第点なリザルト。
しかし鈴鹿では勝たなきゃダメだったのだ。

鈴鹿のメインストレート、イン側偶数列の路面はダスティで加速がききにくい。
バリチェロが沈んだ予選結果からすればそれでも琢磨は2位のラルフを脅かさねばいけなかった。
しかし1コーナーではウェーバーを交わしたものの2ストップでガソリンの重いバトンに先を越される。

本来なら琢磨が最初からガンガンにシューマッハー兄弟を追いかけ
バトンはきっちり2ストップで堅実なリザルトを残すというのが理想だったはず。

ミハエルのスピードは一人異次元ではあったが
HONDAのレースはスタートで決まった。

今回はその展開の中では最良の結果だったと言っても良いだろう。
しかしHONDAのエンジニアの苦虫を噛み潰したような表情、
琢磨の悔しそうなコメント、
そして見ているこちら側のモヤモヤ感
これらの意味するところは何だろう?

決してフジテレビの下手な盛り上げに左右されたわけではない(爆)

決して僕らの期待が大きすぎたわけでもない。
この悔しさ、空しさは
HONDAが琢磨がもういつでも勝てる状態にあるからに他ならないのだ。

勝てるレースで勝てないのが経験の差だとするならば
今年1年の経験は必ずや来期に繋がるはずである。

復帰以後の煮え切らないHONDAと日本人ドライバーの時代は終わった。
この悔しさは「もう夢ではない」からこそ悔しいのだ。

恥ずかしい過去(笑)

2004年10月08日 | 生活
blue_rexさんちの記事読んでてイロイロ思い出しちゃったので記事にしてみます。

以前の記事でも書いたんですけども
ブログ始めるきっかけはそれまで持ってたサイトの更新がめんどくさくて放置状態になってたからなのですね
まぁ、自分の絵と駄文を載せて掲示板つけてというオーソドックスなサイトだったんですけども
当時はHP作成のツールやソフトなんて持ってないし知識もないような状況でした。

そのサイトはもともと友人が無料スペース借りて作ってくれたんですけども
それを自分で管理するようになってからが大変でした。

ソース見てもhtmlのファイル開いてもわけわかんないし
「こんなのどうやってやるんだよー!」てな心境でした。
幸い画像だけは自分で作れたのでロゴやボタンなどはいくらでもあるんですが
まずはそれを表示させる方法がわからない(笑)

その友人からサイト管理引き継いだ(といっても自分のサイトなわけだが 笑)時に一緒にHTML辞典を貰った。
そこでその本を頼りに挑戦してみることにした。
まずはローカル上でhtmlファイルを作成して開いて見る。
もちろんつらつらと文字は出るが画像は出ない(笑)

辞典を引っ張り出してきて「画像を表示する」のページを開いて読む。
もちろんちんぷんかんぷんである(爆)
とりあえず画像を表示させる呪文は"img"というらしいことはわかったのだが
画像を指定してあげなきゃいけないのだが、それがまたわかんない(爆)

そんな調子で一つ一つタグをいじっては表示させてみる。
表示されない。
原因を探るべく辞書を見る。
わかんないからとりあえず呪文を入れてみる。
出るには出たが表示がおかしい。
もう一度辞書を見る。
ああ、なんだ!と訂正する。
が…今度は何も表示されない!
もう一度辞書を見る。
合っているはず。
が、表示されない。
悩む。
気を取り直して一文字づつチェックしていく。
タグの文字が一つ消えてたりするのを発見する(爆)
おお!出た!

ってなおマヌケなことをくりかえしていたのです(笑)

blue_rexさんのこの記事読んで
「なるほど、これは便利だなぁ!」と思っていたのだけれど
よく考えたら自分もサイトでそのタグ使ってたことを思い出したのだった(爆)

んで、同じくblue_rexさんのこちらの記事を見て
そういう構成にするためにフレーム使ったんですけど
やたらと苦労したことまで思い出したのでした(笑)
んで、久しぶりに自分のサイトを覗いてみたんですが…

「案外面白いやん」(アホ 爆)
と今日は夕方から自分の過去をニヤニヤしながら振り返っておりました(笑)

ってなわけで
そのサイトの一部をお見せしちゃいましょう。
いやぁ…何だか恥ずかしいなぁ(爆)
でも、ま、いいや

禁断の世界への入り口(苦笑)

なにぶん素人が独学でやったことですので…大目に見てやってください。
これでも当時の知識総動員して作ったんですよねぇ…あはは(苦笑)

blue_rexさんのご参考になれば幸いです。

振り返ると運動会でした

2004年10月07日 | 家族
先週の日曜日はチーちゃんの運動会でした。
そのこと書こうと思っててすっかり忘れておりました(爆)

実は昨年の運動会では
お昼休憩中にビールなんか飲んじゃったもんだから
すっかりいい気分で転寝してしまって
チーちゃんの団体演技見逃してしまったのです(苦笑)

チーちゃんは真摯に謝罪する僕の姿勢に(笑)快く許してくれたのですが
やっぱり残念だったらしく事あるごとにその事を持ち出して僕を責め立てます(爆)
今年も運動会前夜「パパはビール禁止ね」と念を押されてしまいました(笑)

さて、明けて日曜日。
天候は曇り。
どんよりと重く低い雲が空を覆っていた。
7:30になると校門が開放される。
僕は敷物と椅子を持って小学校に向かい
絶好のポジションを確保して一旦家に戻る。

その途中登校するチーちゃんたちに会う。
「今日運動会できるんかなぁ?」空を見上げながらチーちゃんの友達が聞いた。
「さっき先生方が準備してはったからやるよ!」僕がそう答えると
「やったー!」と口々に叫びながら学校への坂を下っていった。

帰宅後朝食を食べ
嫁さんとニパちゃんと3人で家を出る。
もう運動会は始まっているはずだが
チーちゃんのかけっこには十分間に合う(笑)
デジカメもビデオカメラの充電もOKだ。

確保した座席は藤棚の下。
多少の雨や快晴でも快適に過ごせる場所。
僕らがそこに腰を下ろして間もなく義母も到着した。
チーちゃんのかけっこはもうすぐだ。

ゴール近くのポジションにビデオカメラを持って移動する。
お父さん達のポジション争いレースはもう始まっている(爆)
僕は遅れて行ったがその前の競技を撮影していたお父さんの背後にピタリ
競技が終わるとそのお父さんが移動、その場所にそのまますっぽりと僕が納まる。
スリップストリーム作戦は見事に成功した(笑)
ベストポジションを確保したら後はチーちゃんを待つばかり。

まずは3年生男子。
スタート直後を見ただけで速そうな子がすぐわかる(笑)
遅い子も一生懸命走る、転んでも立ち上がって走る!
続いて3年生女子、チーちゃんは3番目。
1番目と2番目の組でカメラを構えリハーサル(笑)

パン!
どんよりとした空に似合わぬ乾いた音。
ファインダーは望遠でチーちゃんを捕らえている。
コーナーを回ってこちらに向かってくるにしたがってゆっくり望遠レバーを引く。
チーちゃんの前を何人かがさえぎる…4人中4着でゴールした(爆)
それでも誇らしげな表情で4の旗に並ぶ。

かけっこが終わると団体演技までやや時間がある。
団体演技はNEWSのエールという曲で踊るらしい。
そう、バレーボールかなんかの中継で使われてた曲だ。
しばらく前からCDを借りてきてPCにDLして家で練習してたようで
本人相当気合が入っているようだ。

藤棚の下に戻ってかけっこのビデオをチェックする。
ニパちゃんは義母に抱かれて周囲と一緒に興奮している様子(笑)

と、その時
ポツリと頬に冷たいものが当たった。

雨は一気にその量を増していく。
慌てて敷物を半分に畳む。
藤棚の下は保護者でいっぱいになった。

デジカメもビデオもチェックしたのに傘は忘れてきていた(苦笑)

「とりあえず家から傘取ってくる」
僕は嫁さんの自転車にまたがって家に急ぐ。
ママチャリにはキツイ坂道を一気にかけあがる。
雨は大粒で更に激しくなっていく。

ずぶ濡れで家に着き傘を持って学校へ戻ろうとした時に携帯が鳴った。
「今、アナウンスがあって一時中断するって」嫁さんからの報告。
「了解、でも一旦そっち行くわ」僕は再び雨の中に自転車を漕ぎ出した。

まるでシャワーを浴びたような格好で学校に戻るとアナウンスが聞こえた。
「ここで早めの昼食休憩とし、以後のプログラムは雨の様子を見て再開します」

既に小ぶりになった雨の中
昼食のために僕らはとぼとぼと家路についた。
坂道を上る足が重い…運動不足を痛感する(笑)

今年はビールを飲まないで昼食を済ませ(笑)
先発隊として三度学校へ
どうやら雨も上がって再開するようだ。
グランドでは先生方とPTAの役員さんが雑巾やスコップでグランドの水を取り除き
ローラーで整える作業をしていた。

3年生の団体演技は再開後2番目のプログラムだった。
事前にチーちゃんの位置を聞いていたので
場所を移動しカメラを構える。

弾けるようにグランドに飛び出した3年生は所定の位置に。
心なしか緊張しているチーちゃんがアップになる。
音楽が始まった。
いっせいにみんなが同じ動きをする
一度動き出してしまえばこっちのものとばかり
真剣な中にも楽しそうな表情でチーちゃんはダンスする。
「うんうん、可愛いぞ!かっこいいぞ!」
親バカ全開である(爆)

決めのポーズと共に音楽も終わる。
成長した我が子の活躍にギャラリーからは拍手が沸く。
ファインダーは息も荒く誇らしげなチーちゃんの表情を捕らえていた。

昨年の失敗を繰り返すことなく無事に任務を完了した(笑)
最近自分を出すようになり幼稚園から一緒だったお友達とケンカしたり
嫁さんや義母に反抗したりとお騒がせなチーちゃんだったけど
今日のダンスや終わった後の笑顔を見ると
それもこれも全て成長の証なのだなぁ…と思った。

帰宅後はもちろん反省会だった(笑)
夕食後は撮影したビデオの鑑賞会。

しかし、昼間の自転車ダッシュと夕食時に飲んだビールのおかげで
ビデオの中とそれを見ているチーちゃんとニパちゃんの声を聞きながら眠ってしまった。
うるさくて優しくて幸福な眠りだった。


しんどかった…

2004年10月06日 | お絵描き
【TB企画】秋のブログ・ゲージツ祭
こんな企画があると知ってしまったからには乗らねばなるまい。

題材を決めて描き始めたのはいいが
初めてのペイントでのお絵描きと操作不良のマウス…
今回はいつもの写真トレースではなく
真っ白いキャンバスに塗りこんでいく作業。
デッサンが狂う…色が違う…ロゴが歪む(笑)
会社での空き時間と家でクリクリカチカチ…

取り掛かって2日目
こんなにしんどいとは思わず、
正直手をつけてしまったことを後悔しました(爆)
ま、慣れてないってのもあるんだろうけど…

おそらく
ペイントでお絵描きはこれが最初で最後かと思われます(笑)

シーズン開幕!

2004年10月04日 | コナモンズ
このところ野球関連の記事ばかりでしたが
今日も野球です(爆)

今朝のスポーツ紙より。

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惜敗!コナモンズ開幕戦飾れず!

世間の注目を一心に集めて誕生した「大阪コナモンズ」(本拠地大阪)のにとって最初のシーズンが開幕した。

10月4日早朝に各地で一斉に行われた開幕戦。C-91リーグで初戦を迎えた「コナモンズ」は優勝8回を誇る強豪「ニューヨークモンキース」と対戦し2-3で惜敗した。
コナモンズ開幕投手はエース神野。強豪モンキース打線を相手に9回まで2点に抑える好投を見せた。
試合は2-2で迎えた延長10回、神野に交代した石田がモンキース横江にホームランを浴び2-3で敗れた。
独特の緊張感の中初めての戦いを終えた飛跳監督は「勝ちたかってんけどなぁ…ま、最初にしたらええゲームやったんちゃいます?」と第一声の後「緊張の中強豪と競り合った選手はようやったと思う」と選手を称えた。
ようやく長いシーズンの入り口に立ったコナモンズに集まった観客から惜しみない拍手が送られた。

コラムユーゾーズアイ
世間の注目と初戦のプレッシャーの中「大阪コナモンズ」はよく戦ったと言える。見たところ投手力主体のチームのようだが10回同点の場面で何故中継ぎの石田投手だったのか?あの場面は同点でもストッパーの大江で行くべき。初戦だからこそ勝ちにこだわる投手起用が欲しかった。投手力はいいものを持っているだけに監督の手腕がキーポイントかも。 野球評論家 牟茶勇蔵(むちゃゆうぞう)

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ハイ、残念でした(泣)
あ、この記事は例によって例のごとくです(笑)
「BrainMagicBASEBALL」
「大阪コナモンズ」C-91リーグ 4位 勝率.000

イチロー選手と落合監督

2004年10月04日 | 野球
「1点相手より多く取って守って勝つ」
そんな野球がつまらないと本気で思うなら野球を見るのをやめた方がいいかもしれない。

ホームラン連発で華々しく勝つ野球は見ていて爽快だが
1点差を守りきる野球のスリリングな魅力も捨てがたい。

1点リードで迎えた終盤、
ランナーを背負った状態で対するはホームランバッター
マウンドの若手投手に監督が一声かける。

勝負だ。

若い投手の投じる一球に
待ち構える強打者に
全身守備の内野陣が
今にも走り出さんとする外野陣が
ベンチに座る選手や監督が
ざわつくでもない静まり返るでもないスタンドが
しびれるような時間を共有する。

「地味な野球」「つまらない野球」「古い野球」
オレ竜監督の言葉を捕らえて新聞は一斉に落合監督論を報じる。
シーズン前まったく蚊帳の外だったその手腕を褒め称える。


「262本のうち59本が内野安打」
それはヒットの記録じゃないと本気でそう思うなら
やっぱり野球を見るのをやめた方がいいかもしれない。

90フィート(27.43m)は絶妙な距離だと言わねばならない。
カキンと乾いた音がすると同時に走者に変貌した打者は猛然と1塁に向かって走り出す。
白いボールはグラウンドを跳ね回り飛び込んでくる内野手のグラブに収まると
一瞬のうちに取り出され振り回されビュンと1塁に向かって弾丸のように放たれる。
足を目いっぱい伸ばしボールを迎えに行く一塁手
ボールと競うように無心に1塁を駆け抜けんとする走者。

早いのはどっちだ!

幾度となくそれこそ星の数ほど繰り返されたプレイ。
イチローはその白いボールとの競争にあっさり勝ってしまう。
内野ゴロなのにアウトに出来ない!
塁間は90フィートでいいのか?
イチローの内野安打を封じ込めたいなら
野球の歴史を変えなくちゃならない。

マスコミに何と煽られようと
わがままだ生意気だと言われようと
自分の道を貫いてきた落合監督とイチロー選手。

新記録達成の夜、イチローはこう語った
「原点にあるのは、野球が好きだということ。」
落合監督は今季を振り返って
「監督って楽しい。だって選手のすごいプレーを間近で見られるんだぜ。」と言った。

なんだ、一皮むけば僕らと同じ
落合博満と鈴木一朗というただの野球好きだったんだ。
そしてそれは松井選手も野茂投手も古田選手も新庄選手もみんなただの野球好きに違いない。

だから僕らは応援したくなるんだ。

さぁ!思う存分に

2004年10月02日 | 野球
無事ドラゴンズも優勝を果たし
お次はイチローさんの出番ですよ(笑)

メジャーのシーズン最多安打記録まであと1。
おそらく今日達成してくれることでしょう!

とりあえず…
記録達成後の記事書いておこう(爆)