フランスは 昨年10月末からレストラン・カフェ・バーなどの「飲食店」は 完全に閉まったままです。もう2ヶ月半以上経ちます。
同じく映画館もスポーツジムも図書館も、美術館も皆んな ず〜〜っと閉まったまま。そう、プールまでも。
しばらくは開きそうにありません。こんなにこんなに長い間 皆んな頑張っていても 減らないコロナ感染者!……の不思議!
<フランスの最近の感染状況>1月14日時点/カステックス仏首相記者会見で。
・フランスは欧州の中では低く抑えられている方ではあるが、1日平均1万6千件の新規感染が確認されている。
・取り得るべき措置を取っても感染状況が悪化するなら、もう一度外出制限措置を取らざるを得なくなる・・・
Tailly Olivier/Blondel通り。メッスの街角……🌬
もう一つの不思議、
“文句言い”と自己主張は 世界一のフランス人が、おとなしい。デモだあ!ストライキだあ!と一年中どこかで騒いでいるフランス人が です。
春の第一波の時もそうでしたが、休業による手厚い給与補償が行われているからでしょう。英国、ドイツ、欧州各国しかりです。
要するに、“政治の優先度はまず国民の命と生活を守る。医学的知見に基づいてロックダウンなりの制限を必要なタイミングで行っていく。その結果起こる補償を大量の国債を発行してでも手厚く、迅速に行っている” と言うところでしょうか。
日本はその真逆ですね。そのような補償を出し惜しむ。時短制限を守らないお店は罰金だと⁉️ 補償どころか、脅しにかかっていくのです。クワバラ クワバラ。大手チェーン店には保証が全く出ないと聞きました。気の毒ですねえ。
日本政府は兎にも角にも経済優先、go to〜だと。春にまたやり出すと 今から言っています。
如何にも自分の懐から出す金のような考え違いを起こして、飲食業者の支援を出し惜しんでいる不思議の国・日本。
……と申し上げて 私の挨拶とさせて頂きます。🙇♀️
追記 (ご存知ない方のために、☝️この最後の一行について追記します。
緊急事態宣言を発令した時の菅首相の最後の一言がこれでした。
“私の挨拶とさせて頂きます”と。結婚式か何かの挨拶じゃああるまいし。
呆れ果ててて 嫌味に使わせて頂きました。何と取り組んでいると思っているのか!命ですよ、国民の命ですよ!嫌味の一つも言いたくなります。)