今日も 思い出し笑い

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美しい文字を書くこと…

2021年11月24日 | 👥人との触れ合い

クリスマスが近づくと、毎年気分が落ち込んでいきます。。。

と、前回のブログに ちょろっと書いたんですが。

 

ほんと、クリスマス・年の瀬が近づくこの季節、ウツっぽくなるんです。

まだ子供達も小さい頃は、🎁プレゼントだ~🎄ツリーだ~🍖ご馳走だ~と準備に走り回っている内は 、ウツになってる暇もなかったのですが・・・  

 

🥀 二人の子供も独立して、主人も🌈お空に行ってしまい、クリスマスなんてどうでもいいし、独り日本のお正月を思うしかないこの時期・・・ウツウツするしかないですワ。

もう日本のお正月を見なくなって40年です苦節40年!(ᴗ͈ˬᴗ͈ ) .:* ஐ 

まあ、愚痴はこのくらいにして、と。

 

 

 

🧶「膝掛け」を膝に乗せると、コットンがポッと乗ってきます。

可愛いヤツです〜

 

一人じゃないって、素敵なことね〜♪

  別の日なのに、同じポーズだわ!

平凡な日々の幸せもある♡

コットンのオケツには 足が生えています〜^^。👣

 

 

 

今夜も思い出し◯◯

この思い出しは、笑いではなくて、しみじみ切実に胸に刺さった出来事です。

彼女のことは今でも時々思い出すのです。

 

主人が病気のため施設にお世話になっている時のこと。そう 5~6年前ですね。

私は毎日、主人の所に通って 話し相手になったりしていました。 


ある日、事務の方なのか、又は看護師さんなのか、👩🏻若い綺麗な女性が部屋にやってきて、これを記入してください、と。📄

簡単な項目を記入するだけでしたが、私の書くのを横で見ていて、彼女が こう言ったのです。

「私もあなたのような、こんな字を書きたいと。

えッ、と思いますよね、突然ナニナニ? 何の事⁉️と。

 

 

 美しい文字ってこんな感じ!

もちろん、私は無骨なフツウの文字です。

 

そして、今度は彼女が記入する箇所があって・・・φ(ൈ)。。。

えッ、それは文字とは言い難く、まるで小さな子供の落書きのような。。。

ああ「書字障害」(ディスグラフィア、書く能力に困難がある学習障害の一つ)なんだと直ぐに分かりました。

“あなたのような字を書きたい”、その意味が胸に突き刺さるように分かった瞬間、私  泣きそうになりました。

それ以後、その女性を見掛ける事はありませんでした。別のところに移動になったのか、施設とは別の所からやってきた方だったのか。会ったのは一度きりです。 

 

普通一般の人が、“美しい文字を書きたい”と望むことと、彼女が望むその渇望の意味合いは 天と地ほど違う事でしょう。 

あなたの様な字を…と言葉にしていたのは、次に自分の文字を見られた場合の心算を 既にしていたのかな とも思いました。それはずっと後になって思った事ですが。

彼女にとって 避けることのできない、日常的に乗り越えなくてはなら無い事なのかもしれません。

 

障害や一般とちょと違うといった弱点と言うのかな、人には何がしかあると思います。みんなそれぞれに 生きていくための指標、乗り越えていく指標があるんだと思います。

綺麗な字を見ると、時に彼女を思い出すことがあります。私、すごく愚痴っぽい人間なので、彼女の頑張りは 私の“指標”でもあります。たった一度 会っただけなんですけどね…🍃   

 

 

コメント (10)
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