JUN SOUNDSYSTEMが影響を受けた私的名盤をうすーく語る。
主に若かりし頃に沢山聴いた音楽を紹介していきます。
Gandalf/Gandalf ガンダルフ/ガンダルフ
iPodの機能の中で再生回数トップ25というのがあるのですが、なんと1位を初め上位ほとんどに
彼らの曲が入ってることに、つい最近気が付きました。けっこう聴いてた覚えはあったのですが
ほぼ毎日持ち歩いているiPod。他多数の対抗馬がいるなか、まさか一番ヘビロテされてるとは・・・・。
彼らは60年代、サイケデリック全盛期の頃のバンドで、録音が67年、発売が68年ですか。
GANDALF名義でのリリースは2枚しかないようで、噛み締めるように大事に大事に聴いています。
同名グループが何組かいるようですが、ロード・オブ・ザ・リングのサウンド・トラックを手がけている人たちとは、
どうやら無関係のよう。あとデスメタルの「GANDALF」も言うまでなく別バンドです。
さ、話は曲に移りますが、ソフト・ロックからサイケデリック・ポップへと流れて名盤と呼ばれるものを
ちょこちょこつまみ食いした程度の自分としては、他のページでも取り上げているゾンビーズ に通じるものを感じます。
当時の主流といえるアニマルズ、ドアーズなどに象徴されるオルガン・ アレンジに、物悲しくも趣の変わった音階の
メロディが乗って、そこに不思議なリバーブのかかった甘い歌声が囁きかける・・・。
GANDALF - Golden Earrings
GANDALF - Hang on to a Dream
時に湖にかかった霧の中、対岸から聞こえてくるように・・・。そして時に深海の奥から響いてくるかのように・・・。
通常、歌モノだとボーカルばかりに耳が行ってしまいがちですが、この場合、とんでもない!アラビアンナイトな
ムードのアレンジと実に神がかり的なバランスで調和しています!ホントこのミックスは奇跡と言うほかない・・・。
まさに白昼夢。これがサイケの世界か。初めは、ジャンル的にとっつきにくいイメージを自分も持っていましたが、
理解不能とか小難しいといったイメージは捨ててください。今作はカバー曲が中心だし、整合性の高い甘美なメロディは
日本の歌謡曲に通じる側面もあるのでかなり聴きやすいと思います。
GANDALF - Scarlet Ribbons
GANDALF - Tiffany Rings
サイケデリックの中ではいまやクラシックと呼ばれているほどの作品のようですが、当時普通に流通はしなかった模様。
埋もれに埋もれた名盤をリマスターしたCDをこんなに簡単に手に入れられる時代に生きられてホント幸せですね!
というわけで聴いて下さい!!
※筆者は音楽活動をしています。以下のYou Tubeより視聴、チャンネル登録して頂けると嬉しいです!!※
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