
JUN SOUNDSYSTEMが影響を受けた私的名盤をうすーく語る。
主に若かりし頃に沢山聴いた音楽を紹介していきます。
The Libertines/Up the bracket ザ・リバティーンズ/アップ・ザ・ブラケット
興味がある人は、このCDを買うなら絶対!国内盤にした方がいいです!
なぜならリバティーンズのデビューシングル「ホワット・ア・ワスター」 がボーナストラックで入っているからです。
What a Waster
このシングルは当時のタリバンへの言及が問題になって発売禁止措置まで受けた代物なのですが、最高にカッコいい!
私自身は、当時ガレージロック最盛期の中、それと相対するように少し前から流行っていた「ラップ・メタル」を
中心に聞いていました。
よく行くCD屋の視聴機に入っていたので視聴はしてみたのですが、その視聴機の音質が悪い上にガレージな音ですから
ロクに聴かずに「何だこりゃ。こんなん流行ってるのか?」程度の印象しか持っていなかったのです。
しかし縁あって、私にこのバンドの曲を何回も聞かせてくれる人がいまして、このアルバムの収録曲「アップ・ザ・ブラケット」を
気に入り、CDを買う機会にめぐまれました。
The Libertines - Up The Bracket
今考えると、本当にいい意味で影響を与えてくれた人だと感謝しています。
まぁ、ラッキーなことに国内盤新品が1800円で期間限定発売されていたのもあるんですけど。
CDを買って以来、聞き込みまくりました。ほんとにこのバンドを知ることが出来たことに、ロックを聴いててよかったと
感じたのを記憶しています。というか今でも そう思っています。
そして原宿アストロホールで、このバンドを見るという自分にとって歴史的な出来事がありました。
っていうか、初めてのライヴ経験がこのバンドです。手が届きそうな距離に「ピーター」がいたのです。
The Libertines - Live at The Factory, Japan. 2003 (Part 1)
演奏は決して上手じゃなかった。私でも分かるくらい上手じゃなかった。でも、そんなこと些細に思えるほど
このバンドの全てがカッコよかった。あれから、何度か他のバンドのライヴを見ましたが、リバティーンズが
一 番楽しめたし、どのバンドよりも行ってよかったぁと心底思えるショウでした。
音的にはパンクです。誰の影響を受けたかとか、どのバンドの音に近いとかはパンク自体あまり聴かないのと勉強不足で
よく分かりませんが、明らかにそのソングライティングは非凡なものを感じます。人を惹きつけるものを感じます。
ピーターのインタビューにもあったように昔祖母が歌ってくれた伝統的な音楽や、パブで流れるような音楽の影響が
あるからこそ、ここまで多彩な曲作りの引出しを持てるのでしょうか。
The Libertines - Boys in the Band ( Live in Japan 2003-2004 ).mp4
個人的にパンクをあまり好まなかった理由は、音楽的な楽しみがないと思い込んでいたからでした。
精神性や早いビート、攻撃的なギターをかき鳴らして、叫ぶ。メロディがほとんどない。ただ、叫 ぶ。
(まぁ好きなバンドもありますが、、、)
このバンドは精神性を持ち合わせていますが、フラストレーションだけで音楽をやってるわけではないと思います。
そして最も強力な「メロディの良さ」と「多彩さ」いう武器があります。何度も問題を起こしバンド存続の危機の話を
ちょくちょく聴きますが、ずっと応援していこうと思います。
そして、この最強のファーストアルバム、無人島に持っていきます。
※筆者は音楽活動をしています。以下のYou Tubeより視聴、チャンネル登録して頂けると嬉しいです!!※
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