アントニオ猪木“大悪党・上田馬之助”誕生秘話明かす
上田さんは日本プロレスの後輩で「かなりぶきっちょな人だから、かなり努力したと思う」と素顔に触れた。「強烈なイメージは新日本に上がったときから。こんな悪いタイガージェット・シンに日本人がどうして加担するんだ?って、オレがひらめいた」と、大悪党・上田馬之助の誕生秘話を説明した。
大きな仕事は、あるところから常識を超えないと駄目なんです。
理性だけではないんです。ジャンプするのです。証拠はあるの?と言われたら証拠はない。
しかし必ずこうなるはずだ、あるいはならせてみます、
という直感や心意気が大切になってくる。
これはどうしようもないと思ったら最後、何もやる気がなくなってしまいますよ。
どうしようもないことをどうにかするのが、人間なんだろうと思います。
人間らしく生きるっていうのは、そういうことですね。
人はアイデアと遊んだり笑ったりするとき、新しいアイデアを発想するチャンスがもっとも高くなる。
マイナスをプラスに転じる発想をもたらした、その原点はただ一つ。
何かになりたい自分ではなく、何かをやりたい自分がいた、ということに尽きる。
アントニオ猪木にしかわからない、世界がある。
誰にも、独特なものをもっているのだから・・・・