サザエさん (6)長谷川 町子朝日新聞社このアイテムの詳細を見る |
昭和25年12月~昭和26年9月。磯野家の住所が載っている。昭和26年1月3日はNHKが第1回紅白歌合戦を放送した。
P1 トリの鍋。家で飼っていた鶏を絞めた。 P19 世田谷新町3の51番地。これがサザエさんの家の住所。 P26 シャボン玉売り。 P47 電話ボックス。 P73 蛤の膏薬。 P92 自転車の力車。 P95 高級レストラン。1200円の料理。 |
P1はトリの鍋の話。今夜はトリ鍋だ!とみないそいそと食卓に着くが、それは家で飼っていた鶏の肉だったという話。皆うつむき加減で食卓に座ることとなる。
P19は磯野家の住所。世田谷新町3の51番地。真面目に探してみましたが、ありませんでした。
P73は蛤の膏薬入れが出てくる。こういう時代にまで使われていたのかと驚くが、案外昭和30年代まで現役だったのかも。
P92の自転車の力車は輪タク。自転車を指す「銀輪」と「タクシー」という言葉の合成させたもの。
以下Wikipediaより
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日本における輪タク営業のはじまりは、昭和22年(1947年)2月1日に闇市を統率してきた関東尾津組が2人乗りの輪タク営業を東京で始めたものだといわれている。
因みに営業当初は24キロ10円で、その後10月には20円に値上げされ、1キロごとに10円の加算となっていた。当時、都電と都バスの料金が50銭だった時代から考えると高級な乗り物だった。
その後、同じような営業が各地に広まり、昭和24年(1947年)には全国に70を超え、色々な種類の輪タクや業態が登場した。新潟市の厚生車では、リヤカーに一人用の幌をつけた急造的なもので、日中は駐輪場で、日暮れからは飲み屋などのある盛り場に停車場を設け、客を待つ日々だったという。
輪タクの多くは、昭和26年-27年ころには殆ど姿が見られなくなったが、大分県佐伯市では昭和30年2月にまだ、15・16台の輪タクが営業していたという。秋田市内でも、昭和40年頃まで営業していたという証言もある。
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P95は高級レストランの話。看板に「高級レストラン」と書いてある店。1200円の料理をサザエとフネは注文して食べるのだが、1200円あればマスオの浴衣が買えたとか、お父さんのワイシャツが買えたとか、料理を楽しむ雰囲気ではない。料理は皿にビーフカツレツのようなものとパンのセット。今でもこれなら1200円でありそうだし、ワイシャツも浴衣も1200円で買えそうな気がしてきて、現在の物価崩壊状態に改めて驚く。
(2008年9月)
--- 参考 --- ・ 漫画 サザエさん 全てを見る ・ サザエさん №01 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №02 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №03 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №04 - 長谷川 町子(朝日新聞社) 昭和25年1月~6月 ・ サザエさん №05 - 長谷川 町子(朝日新聞社) 昭和25年7月~12月 ・ サザエさん №06 - 長谷川 町子(朝日新聞社) 昭和25年12月~昭和26年9月 ・ サザエさん №07 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №08 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №09 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №10 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №11 - 長谷川 町子(朝日新聞社) 昭和27年9月~28年8月 ・ サザエさん №12 - 長谷川 町子(朝日新聞社) 昭和28年8月~29年1月 ・ サザエさん №13 - 長谷川 町子(朝日新聞社) 昭和29年8月~30年2月 ・ サザエさん №14 - 長谷川 町子(朝日新聞社) 昭和30年2月~30年10月 ・ サザエさん №15 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №16 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №17 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №18 - 長谷川 町子(朝日新聞社) 昭和32年2月~8月 ・ サザエさん №19 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №20 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №21 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №22 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №23 - 長谷川 町子(朝日新聞社) 昭和35年1月~37年1月 ・ サザエさん №24 - 長谷川 町子(朝日新聞社) 昭和37年1月から9月 ・ サザエさん №25 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №26 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №27 - 長谷川 町子(朝日新聞社) 昭和38年8月~昭和39年2月 ・ サザエさん №28 - 長谷川 町子(朝日新聞社) 昭和39年3月から7月 ・ サザエさん №29 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №30 - 長谷川 町子(朝日新聞社) 昭和40年1月~7月 ・ サザエさん №31 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №32 - 長谷川 町子(朝日新聞社) 昭和41年1月~7月 ・ サザエさん №33 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №34 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №35 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №36 - 長谷川 町子(朝日新聞社) 昭和42年10月~昭和43年7月 ・ サザエさん №37 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №38 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №39 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №40 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №41 - 長谷川 町子(朝日新聞社) 昭和45年6月~46年1月 ・ サザエさん №42 - 長谷川 町子(朝日新聞社) 昭和46年1月~6月 ・ サザエさん №43 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon ・ サザエさん №44 - 長谷川 町子(朝日新聞社) 昭和48年 ・ サザエさん №45 - 長谷川 町子(朝日新聞社) coming soon |