http://www.excite.co.jp/News/odd/00081140126158.html 鳥インフルエンザ予防にキムチ酵素エアコンを開発 [ 2006年02月17日 06時42分 ] [ソウル 15日 ロイター] 韓国LGエレクトロニクス社は、国民食キムチの酵素を利用したフィルターが付いているエアコンを売り出す。このエアコン、鳥インフルエンザ予防に効果があるそうだ。 ニンニク、しょうが、赤唐辛子と共に大根や白菜などを漬けた食品キムチは、その強力なニオイだけでなく、健康に良い効用があることでも知られている。 LGの広報担当者パク・セウォンさんは、「私たちは人々を鳥インフルエンザから守るフィルターを開発しました」と語り、このフィルターが危険なH5N1型ウィルスを除去したことを示す国内および海外機関の研究結果4例を引用した。 特に韓国では、キムチは健康効果のある奇跡の食品としてたびたびお墨付きをもらっている。2003年のSARS危機の際には、多くの韓国人がキムチを食べれば予防になると信じていた。 韓国の専門家たちは、キムチからの抽出物を鳥のエサに添加して鳥インフルエンザを予防することができないかどうか研究を重ねてきた。しかし、予防効果に関する科学的な根拠はまだほとんど発見されていない。 LGは世界最大のエアコン生産社。近いうちに中国および東南アジアでこのエアコンの販売を開始するという。 エアコンからキムチの特徴的なにおいが出ることはないという。 「フィルターに利用されているのはキムチから抽出された酵素のみですので、においはありません」 鳥インフルエンザH5N1型ウィルスは2003年末から91人の命を奪っており、その大半がアジアでの被害だ。現在、人間への感染はまれではあるが、ウィルスは着実に変異しており、もし人から人へ簡単に感染できるようになれば大流行を引き起こすと科学者は言う。 この記事はロイター通信社との契約に基づき、エキサイト株式会社が日本語翻訳を行っております。 |
ハイ、ありません。