三遊亭圓朝コレクション・幽霊画展
2020年8月1日〜8月31日
台東区谷中・全生庵
毎年8月の1ヶ月間開催される全生庵の三遊亭圓朝コレクション・幽霊画展に行く。
今年の谷中圓朝まつりは、幽霊画の展示のみとなったが、こうして幽霊画を観せていただけるだけでありがたいこと。
私的には、2017年以来3年ぶり8回目の訪問。
前回2017年訪問時のお目当ては、「94年ぶりに発見!」(当時)されたばかりの鏑木清方の幽霊画「茶を献ずるお菊さん(仮題)」。今回2020年も展示されている。
全生庵が所蔵する圓朝コレクションの幽霊画は全50幅。それに2017年に発見された鏑木清方の幽霊画をあわせ計51幅。
今年は、そのうち32幅が展示。
展示場所のキャパシティの制約だろう、どうやら35〜38幅あたりが展示上限となるようである。
年によっては、柳や小さん師匠寄贈の伊藤晴雨作の幽霊画もあわせて展示されることがあり、その場合は圓朝コレクションの展示数が減ることとなる。
何が展示され、何が展示されていないかを確認するのも楽しみの一つである。
今回の訪問は週末の午後。
展示室内は、混雑に至ることはないが、訪れる人が絶えることもなく、常時数組が鑑賞しているような状況。
展示室には大型エアコンが設置されている。
以前は、エアコンの音がうるさいし、風が強くてその近くの幽霊画は揺れていたし、冷房が展示室全体に行き渡らず、エアコン近くで強い風を浴びるか、離れたところで暑さを感じるかだったような記憶がある。
しかしその後エアコンが替わったのかどうか、今回そのようなこともなく、猛暑日であったが、快適な鑑賞となる。
【今年度の展示作品】
『幽霊名画集-全生庵蔵・三遊亭円朝コレクション』(ちくま学芸文庫)の図版番号による。
1、3、6、7、8、10
11、13、16、18、19、20
21、22、23、25、26、27、29、30
32、33、34、37
41、43、44、45、47、48、50
鏑木清方
うちわが漏れなく配布されます。
(表裏)
いつもせいりょく(精力)的な取材、おつかれさまでございます!
「超有益な情報」の数々、とてもありがたくかんしゃ(感謝)しております
全生あんのエアコン、とうとうかわったんですね!クリンも数年前に「幽霊の掛け軸」を見に行きましたが、(昔なつかしい冷房だなあ~)と強く印しょうにのこりました
さらに、うちわの配布まで!!
全生あんも、イマドキになってきているのですね~(びっくり)
あの辺りのおさんぽは、とても奥ゆかしいものがあり、とくに夏になるとちょっと行きたくなります
コメントありがとうございます。
また、いつも拙ブログにお越しいただきありがとうございます。
エアコンに疎い私、設置場所・外観は同じように見えたので、断定的なことは言えないものの、快適な鑑賞であったことは確かであることから、更新と思った次第です。
今回の私の散歩は、全生庵+初訪問の森鴎外記念館です。猛暑日に団子坂を登るのはきつかったですね。
引き続きよろしくお願いいたします。