平日金曜日の夜間に行ってきました。
序章 「丸の内美術館計画」
ジョサイア・コンドルの図面
第一章 三菱のコレクション:日本近代美術
期待していたのが山本芳翠の「十二支」。3枚展示。
1 丑「牽牛星」
2 午「殿中幼君の春駒」
3 戌「祇王」
日本的題材と洋画の取り合わせの危うさが印象的 (「日本的」とはちょっと違う感があるけど)。
黒田清輝「裸体婦人像」は、明治34年の展覧会での有名な「腰巻事件」の当事者。
岸田劉生の「童女像(麗子花持てる)」は、本展覧会の売りの一品。他、著名な日本近代画家の作品が並ぶ。
この章の作品所蔵者は、三菱重工業だったり、三菱地所だったり。財閥系大企業は持ってますね。
第二章 岩崎家と文化:静嘉堂
まだ行ったことのない美術館。
国宝「曜変天目」は展示期間既に終了。
第三章 岩崎家と文化:東洋文庫
これも行ったことのない美術館。
書籍に見入る。
マルコポーロの東方見聞録、デフォーのロビンソンクルーソー漂流記、杉田玄白の解体新書。
地図も面白い。
欧州での1570年作、1595年作、1682年作、1794年作。日本での1783年作。
後日展示の「ドチリーナ・キリスタン 日本イエズス会編」(1592年)も見てみたかった。
第四章 人の中へ街の中へ:日本郵船と麒麟麦酒のデザイン
ポスター。
第五章 三菱のコレクション:西洋近代美術
モネ・ルノワール・ピサロ・シスレーやその前後の画家の作品が中心。
ドガの「ラファエッロ<アテネの学園>の模写」が気を引いた。
終章 世紀を超えて:三菱が夢見た美術館
「三菱ヶ原」は、100年以上前の何もなかった丸の内界隈の風景とのこと(1902年作なので、既に想像図か)
作品を詰めに詰め込んだ「マネとモダン・パリ展」の残像もあり、ずいぶん隙間が多いなあと思ってしまいました。
展示部屋の作り・大きさを考えると、これぐらいの展示数が適当でしょうね。
次の展覧会は「カンディンスキーと青騎士展」。楽しみです。
序章 「丸の内美術館計画」
ジョサイア・コンドルの図面
第一章 三菱のコレクション:日本近代美術
期待していたのが山本芳翠の「十二支」。3枚展示。
1 丑「牽牛星」
2 午「殿中幼君の春駒」
3 戌「祇王」
日本的題材と洋画の取り合わせの危うさが印象的 (「日本的」とはちょっと違う感があるけど)。
黒田清輝「裸体婦人像」は、明治34年の展覧会での有名な「腰巻事件」の当事者。
岸田劉生の「童女像(麗子花持てる)」は、本展覧会の売りの一品。他、著名な日本近代画家の作品が並ぶ。
この章の作品所蔵者は、三菱重工業だったり、三菱地所だったり。財閥系大企業は持ってますね。
第二章 岩崎家と文化:静嘉堂
まだ行ったことのない美術館。
国宝「曜変天目」は展示期間既に終了。
第三章 岩崎家と文化:東洋文庫
これも行ったことのない美術館。
書籍に見入る。
マルコポーロの東方見聞録、デフォーのロビンソンクルーソー漂流記、杉田玄白の解体新書。
地図も面白い。
欧州での1570年作、1595年作、1682年作、1794年作。日本での1783年作。
後日展示の「ドチリーナ・キリスタン 日本イエズス会編」(1592年)も見てみたかった。
第四章 人の中へ街の中へ:日本郵船と麒麟麦酒のデザイン
ポスター。
第五章 三菱のコレクション:西洋近代美術
モネ・ルノワール・ピサロ・シスレーやその前後の画家の作品が中心。
ドガの「ラファエッロ<アテネの学園>の模写」が気を引いた。
終章 世紀を超えて:三菱が夢見た美術館
「三菱ヶ原」は、100年以上前の何もなかった丸の内界隈の風景とのこと(1902年作なので、既に想像図か)
作品を詰めに詰め込んだ「マネとモダン・パリ展」の残像もあり、ずいぶん隙間が多いなあと思ってしまいました。
展示部屋の作り・大きさを考えると、これぐらいの展示数が適当でしょうね。
次の展覧会は「カンディンスキーと青騎士展」。楽しみです。