BunkamuraのHPにフェルメール来日の予告が掲載されていました。
【BunkamuraのHPより】
シュテーデル美術館所蔵
フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展
開催日程: 2011年3月3日(木)~2011年5月22日(日)
17世紀オランダ絵画の巨匠フェルメールは、日本で最も人気の高い画家ですが、その作品は30数点しか現在では確認されていません。そのなかでも2点しかない男性単身を描いた作品のうちのひとつ、傑作《地理学者》を中心に、オランダ・フランドル絵画の黄金期を振り返る展覧会を開催します。フェルメールのほかにもレンブラント、ルーベンス、ヤン・ブリューゲル、ハルスなど同時代を代表する画家の名作約95点が、ドイツ・フランクフルトにあるシュテーデル美術館のコレクションから一堂に会します。ヨーロッパでも屈指のオランダ・フランドル絵画のコレクションを有する同館の改築工事に伴い、約200年前の開館以来、まとめて作品を貸し出す初めての機会です。そしてフェルメールの《地理学者》は、東京では初公開となります。
そこで、過去のフェルメール来日歴について、芸術新潮2008年9月号をもとに確認しました。
①1968年「レンブラントとオランダ絵画巨匠展」(国立西洋美術館、京都市美術館)
・「ディアナとニンフたち」(マウリッツハイス王立美術館)
②1974年「ヨーロッパ絵画名作展」(国立西洋美術館、京都国立博物館)
・「窓辺で手紙を読む女」(ドレスデン美術館)
③1984年「マウリッツハイス王立美術館展」(国立西洋美術館、他)
・「真珠の耳飾りの少女」(マウリッツハイス王立美術館)
・「ディアナとニンフたち」2回目
④1987年「西洋の美術―その空間表現の流れ」展(国立西洋美術館)
・「手紙を書く女」(ワシントン・ナショナル・ギャラリー)
⑤1999年「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」(東京都美術館、京都市美術館)
・「手紙を書く女」2回目
⑥2000年「フェルメールとその時代」展(大阪市立美術館)
・「真珠の耳飾りの少女」2回目
・「天秤を持つ女」(ワシントン・ナショナル・ギャラリー)
・「地理学者」(シュテーデル美術館)
・「リュートを調弦する女」(メトロポリタン美術館)
・「聖女プラクセデス」(個人蔵)
⑦2000年「レンブラント、フェルメールとその時代」展(国立西洋美術館、愛知県美術館)
・「恋文」(アムステルダム国立美術館)
⑧2004年「栄光のオランダ・フランドル美術館」(東京都美術館、神戸市立博物館)
・「絵画芸術」(ウィーン美術史美術館)
⑨2005年「ドレスデン国立美術館展-世界の鏡」(国立西洋美術館、兵庫県立美術館)
・「窓辺で手紙を読む女」2回目
⑩2005年「アムステルダム国立美術館展」(兵庫県立美術館)
・「恋文」2回目
⑪2007年「フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展」(国立新美術館)
・「牛乳を注ぐ女」(アムステルダム国立美術館)
⑫2008年「フェルメール展-光の天才画家とデルフトの巨匠たち」(東京都美術館)
・「マルタとマリアの家のキリスト」(スコットランド・ナショナル・ギャラリー)
・「ディアナとニンフたち」3回目
・「小路」(アムステルダム国立美術館)
・「ワイングラスを持つ娘」(アントン・ウルリッヒ公美術館)
・「リュートを調弦する女」2回目
・「手紙を書く婦人と召使い」(アイルランド・ナショナル・ギャラリー)
・「ヴァージナルの前に座る若い女」(個人蔵)
⑬2009年「ルーブル美術館展-17世紀ヨーロッパ絵画」(国立西洋美術館、京都市美術館)
・「レースを編む女」(ルーブル美術館展)
☆17点(延べ24点)が来日しています。フェルメールの現存作品数は周辺作を含め一般的に37点とされているので、半分までもう少しというところ。
☆私個人としては、1999年以降の展覧会はすべて=来日した17点すべてを見ています。現地で見たものを含めると24点と概ね3分の2。アメリカへ行けば一挙に点数をかせげるのだけれど。
☆今回のBunkamuraは点数増には寄与しませんが、金・土は夜9時まで開館しているので、思い存分観賞できそう。
☆2012年には「真珠の耳飾りの少女」も再再来日するらしいし。
シュテーデル美術館は大規模な改装中で、その間所蔵品の巡回展を実施しているようです。
今回のオランダ・フランドル絵画展は、2010年10月からBilbaoと東京を巡回。また、印象派の名品を中心とする19・20世紀絵画展が2010年2月から2011年2月までスイス、オーストラリア、ニュージーランドを巡回するようです。
【BunkamuraのHPより】
シュテーデル美術館所蔵
フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展
開催日程: 2011年3月3日(木)~2011年5月22日(日)
17世紀オランダ絵画の巨匠フェルメールは、日本で最も人気の高い画家ですが、その作品は30数点しか現在では確認されていません。そのなかでも2点しかない男性単身を描いた作品のうちのひとつ、傑作《地理学者》を中心に、オランダ・フランドル絵画の黄金期を振り返る展覧会を開催します。フェルメールのほかにもレンブラント、ルーベンス、ヤン・ブリューゲル、ハルスなど同時代を代表する画家の名作約95点が、ドイツ・フランクフルトにあるシュテーデル美術館のコレクションから一堂に会します。ヨーロッパでも屈指のオランダ・フランドル絵画のコレクションを有する同館の改築工事に伴い、約200年前の開館以来、まとめて作品を貸し出す初めての機会です。そしてフェルメールの《地理学者》は、東京では初公開となります。
そこで、過去のフェルメール来日歴について、芸術新潮2008年9月号をもとに確認しました。
①1968年「レンブラントとオランダ絵画巨匠展」(国立西洋美術館、京都市美術館)
・「ディアナとニンフたち」(マウリッツハイス王立美術館)
②1974年「ヨーロッパ絵画名作展」(国立西洋美術館、京都国立博物館)
・「窓辺で手紙を読む女」(ドレスデン美術館)
③1984年「マウリッツハイス王立美術館展」(国立西洋美術館、他)
・「真珠の耳飾りの少女」(マウリッツハイス王立美術館)
・「ディアナとニンフたち」2回目
④1987年「西洋の美術―その空間表現の流れ」展(国立西洋美術館)
・「手紙を書く女」(ワシントン・ナショナル・ギャラリー)
⑤1999年「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」(東京都美術館、京都市美術館)
・「手紙を書く女」2回目
⑥2000年「フェルメールとその時代」展(大阪市立美術館)
・「真珠の耳飾りの少女」2回目
・「天秤を持つ女」(ワシントン・ナショナル・ギャラリー)
・「地理学者」(シュテーデル美術館)
・「リュートを調弦する女」(メトロポリタン美術館)
・「聖女プラクセデス」(個人蔵)
⑦2000年「レンブラント、フェルメールとその時代」展(国立西洋美術館、愛知県美術館)
・「恋文」(アムステルダム国立美術館)
⑧2004年「栄光のオランダ・フランドル美術館」(東京都美術館、神戸市立博物館)
・「絵画芸術」(ウィーン美術史美術館)
⑨2005年「ドレスデン国立美術館展-世界の鏡」(国立西洋美術館、兵庫県立美術館)
・「窓辺で手紙を読む女」2回目
⑩2005年「アムステルダム国立美術館展」(兵庫県立美術館)
・「恋文」2回目
⑪2007年「フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展」(国立新美術館)
・「牛乳を注ぐ女」(アムステルダム国立美術館)
⑫2008年「フェルメール展-光の天才画家とデルフトの巨匠たち」(東京都美術館)
・「マルタとマリアの家のキリスト」(スコットランド・ナショナル・ギャラリー)
・「ディアナとニンフたち」3回目
・「小路」(アムステルダム国立美術館)
・「ワイングラスを持つ娘」(アントン・ウルリッヒ公美術館)
・「リュートを調弦する女」2回目
・「手紙を書く婦人と召使い」(アイルランド・ナショナル・ギャラリー)
・「ヴァージナルの前に座る若い女」(個人蔵)
⑬2009年「ルーブル美術館展-17世紀ヨーロッパ絵画」(国立西洋美術館、京都市美術館)
・「レースを編む女」(ルーブル美術館展)
☆17点(延べ24点)が来日しています。フェルメールの現存作品数は周辺作を含め一般的に37点とされているので、半分までもう少しというところ。
☆私個人としては、1999年以降の展覧会はすべて=来日した17点すべてを見ています。現地で見たものを含めると24点と概ね3分の2。アメリカへ行けば一挙に点数をかせげるのだけれど。
☆今回のBunkamuraは点数増には寄与しませんが、金・土は夜9時まで開館しているので、思い存分観賞できそう。
☆2012年には「真珠の耳飾りの少女」も再再来日するらしいし。
シュテーデル美術館は大規模な改装中で、その間所蔵品の巡回展を実施しているようです。
今回のオランダ・フランドル絵画展は、2010年10月からBilbaoと東京を巡回。また、印象派の名品を中心とする19・20世紀絵画展が2010年2月から2011年2月までスイス、オーストラリア、ニュージーランドを巡回するようです。