1951年にミラノで開催されたカラヴァッジョの歴史的な大回顧展「Mostra del Caravaggio e dei Caravaggeshi」。
先に本ブログに書いた後、展覧会図録が欲しくなり、インターネットで探すと意外にあっさりと見つかって衝動的に注文。先日無事到着しました。
50年以上前の本ですが、たぶん状態も良好なほうだと思います。
本の前半は文章編が126頁。
ロンギによるイントロダクションに続き、出品作の情報が淡々と記載されています。まず画家名、画家の説明。それから作品ごとに、タイトル、素材と寸法、所蔵先、来歴・文献等の情報、展覧会歴。
後半は図版編。
出品194点中131点の白黒図版が1頁に1点ずつ掲載されています。
伊語なので文章は全くわからないですが、カラヴァッジョ作品の展覧会歴を見ていると、頻繁に出てくる名前があります。
(A)Mostra della pittura italiana del Sei e Settecento, フィレンツェ, 1922年【16作品】
(B)Esposizione dell'arte italiana da Cimabue al Tiepolo, パリ, 1935年【5作品】
(C)Mostra della pittura napoletana, ナポリ, 1938年【7作品】
以下は、それらの出品作。
バッカス A,B,C
聖パウロの回心(第2作)A,B
聖ペテロの磔刑 A,B
ロレートの聖母 A,B
イサクの犠牲 A
聖マタイの召命 A
聖マタイの殉教 A
聖マタイと天使 A
ナルキッソス A
アレクサンドリアの聖カタリナ A
勝ち誇るアモール A
瞑想の聖フランチェスコ(カプチン聖堂)A
ダヴィデとゴリアテ A
聖ヒエロニムス(ボルゲーゼ) A
エマオの晩餐(ブレラ) A
眠るアモール A
アロフ・ド・ヴィニャクールの肖像 B
聖フランチェスコの法悦 C
慈悲の七つの行い C
キリストの鞭打ち C
羊飼いの礼拝 C
ラザロの復活 C
茨の冠(ウィーン)C
カラヴァッジョは、展覧会名から見ると主役ではないようですが、出品数から見ると相応に大きな扱いだったと想像されます。特に1922年の展覧会では、主役級の扱いとなっていたのではないか。どんな内容だったのか非常に気になっています。
あと、おまけなのか、展覧会のチラシと思われるものが本に挟んであったのは望外の喜び。
英語、伊語、仏語による展覧会紹介文とカラヴァッジョ6作品の白黒写真がのっています。(なお、開催期間は1951年4~6月とあるのみ、日付まではわかりませんでした。)
先に本ブログに書いた後、展覧会図録が欲しくなり、インターネットで探すと意外にあっさりと見つかって衝動的に注文。先日無事到着しました。
50年以上前の本ですが、たぶん状態も良好なほうだと思います。
本の前半は文章編が126頁。
ロンギによるイントロダクションに続き、出品作の情報が淡々と記載されています。まず画家名、画家の説明。それから作品ごとに、タイトル、素材と寸法、所蔵先、来歴・文献等の情報、展覧会歴。
後半は図版編。
出品194点中131点の白黒図版が1頁に1点ずつ掲載されています。
伊語なので文章は全くわからないですが、カラヴァッジョ作品の展覧会歴を見ていると、頻繁に出てくる名前があります。
(A)Mostra della pittura italiana del Sei e Settecento, フィレンツェ, 1922年【16作品】
(B)Esposizione dell'arte italiana da Cimabue al Tiepolo, パリ, 1935年【5作品】
(C)Mostra della pittura napoletana, ナポリ, 1938年【7作品】
以下は、それらの出品作。
バッカス A,B,C
聖パウロの回心(第2作)A,B
聖ペテロの磔刑 A,B
ロレートの聖母 A,B
イサクの犠牲 A
聖マタイの召命 A
聖マタイの殉教 A
聖マタイと天使 A
ナルキッソス A
アレクサンドリアの聖カタリナ A
勝ち誇るアモール A
瞑想の聖フランチェスコ(カプチン聖堂)A
ダヴィデとゴリアテ A
聖ヒエロニムス(ボルゲーゼ) A
エマオの晩餐(ブレラ) A
眠るアモール A
アロフ・ド・ヴィニャクールの肖像 B
聖フランチェスコの法悦 C
慈悲の七つの行い C
キリストの鞭打ち C
羊飼いの礼拝 C
ラザロの復活 C
茨の冠(ウィーン)C
カラヴァッジョは、展覧会名から見ると主役ではないようですが、出品数から見ると相応に大きな扱いだったと想像されます。特に1922年の展覧会では、主役級の扱いとなっていたのではないか。どんな内容だったのか非常に気になっています。
あと、おまけなのか、展覧会のチラシと思われるものが本に挟んであったのは望外の喜び。
英語、伊語、仏語による展覧会紹介文とカラヴァッジョ6作品の白黒写真がのっています。(なお、開催期間は1951年4~6月とあるのみ、日付まではわかりませんでした。)