Le dame dei Pollaiolo:Una bottega fiorentina del Rinascimento
(The Ladies by the Pollaiuolo brothers: Works from a great Renaissance workshop)
2014年11月7日~15年2月16日
Museo Poldi Pezzoli, Milano
圧巻。横顔美人4人。
今年の春、Bunkamuraにて開催された「ポルディ・ペッツォーリ美術館」展。
同館の顔、ピエロ・デル・ポッライウォーロによる横顔美人≪貴婦人の肖像≫が出品された。
会場の説明文には、ポッライウォーロによる横顔美人については、ポルディ・ペッツォーリ美術館所蔵作品のほか、3点存在する(フィレンツェ、ベルリン、アメリカ)が、ポルディ・ペッツォーリ美術館所蔵作品が質が一番優れている、といったような内容の記載があった記憶がある。
そして今、ポルディ・ペッツォーリ美術館では、「ポッライウォーロの娘たち」と題し、横顔美人全4点を集めた驚異(?)の展覧会が開催されている。
4点並ぶ様は圧巻。
会場では本当にこんな近距離に並んでいるのかな。
比較して観るのにはベストだが、混雑時は難儀しそうだ。
「前の人と間をあけないよう一歩ずつ進め」攻撃されそう。
前の作品に立ち戻って観るなんて無理そう。
左から、
ベルリン美術館所蔵
ポルディ・ペッツォーリ美術館所蔵
ニューヨーク、メトロポリタン美術館所蔵
フィレンツェ、ウフィツィ美術館所蔵
横顔美人のほかにも、アントニオとピエロのポッライウォーロ兄弟による絵画、彫刻、工芸作品が出品されているという。例えば、小型作品だがよく知られる≪アポロとダフネ≫(ロンドン・ナショナル・ギャラリー)や≪ヘラクレスとヒュドラ≫(ウフィツィ美術館)など。
現在、図録を購入しようか思案中である。