ここでのお友達のしゃちくんのところにエルと同じような猫ちゃんがいた
おまけにこの猫ちゃんは口内炎があるみたい
エルやビビの事で同じような猫の役に立てばと思うので記録しておこうと思う
ビビ ♂
年齢不詳 獣医さんの見立てでも『若い』ということしか
福島の波江という地区出身 原発事故の後 保護される
性格は臆病で神経質 内弁慶で甘ったれ
引き取った後1年くらいは軟便で困った。今は快便(多分ビオフェルミンのおかげ)
元々口内炎持ちかな?っていう兆候はあったものの症状は無く引き取り後1年半くらいして発症
口臭あり、口の周りが汚くなる、食事は軽症の時は柔らかいものなら食べる。カリカリは少量なら食べれる
症状が重傷化してくるとカリカリは絶対ダメ、柔らかいものもダメ、ペースト状のものを水で延ばしてスープにすると食べる
症状がもっと進行すると水も飲まない、引きこもりになる
治療について
つい先日までは、ずっと引きこもり、食べなくなると動物病院へ行って点滴と抗生剤とステロイドで治療していた
現在は週に一度の通院時に点滴と抗生剤とステロイドの注射で様子を見ている
ステロイドは長時間作用型は避けている(猫AIDSがあるので)
抗生剤の種類によって調子が良い時期が左右されている感じがする(←薬を変えながら経過観察している)
口内炎(と言うか歯周病と言われている)は、ビビの場合歯肉の問題より、舌炎とか口腔内の粘膜が潰瘍のような状態になっている
舌に直接作用させるような塗り薬はどうだろうかと獣医さんから提案されたので、人間用でちょっと考えているところ
エル ♂
年齢は少なくとも6歳以上 野良猫
病気が悪化するまではかなりデッカい猫だったらしい
7月に近所の公園で動かないところを発見
激やせ(骨と皮だけな感じ)の状態で、めやに、黄色の鼻水、よだれ、くしゃみ、体毛は毛玉だらけで足の毛は抜けていた
何らかの感染症にかかっているのは明らか
発見から1週間位してから毎日一日一回抗生剤をエサに混ぜて与えていた(それまではエサのみ)
投薬開始から1週間くらいでしっかり歩くようになり、足の毛が生え始め、鼻水はあるが、よだれは少なくなった
くしゃみの回数も減った
食事はカリカリはあまり食べられなかった(今思うと、いつも口で呼吸していたので口の中が乾いていたのではないか?だからカリカリは食べられなかったのかも知れない)
15歳以上とか11歳以上などの柔らかいパウチタイプのエサを好んだ
調子が良くなると普通のパウチの方が食べが良かった
現在は保護され、保護宅で過ごしている
意図したわけではないが、いきなり強い薬を投与するのではなく、弱い薬から投与した事になる
弱い薬を1週間続けてみて、経過が良かったので少し強めの薬に変更した(弱い薬が無くなったので変更せざるを得なかった)
結果的に薬が合っていたようで、短期間にも関わらず周りの人が『少し元気になったよねー』と言われる程回復
猫の口内炎については、獣医さんも言っていたが『これ』という治療法が無い
抜歯をしても良くなる猫とあまり変わらない猫が居る
猫の口内炎の治療法で抜歯する理由は、歯が感染源なので、その感染源を取り除こうということらしい
グラグラの歯を抜く事は簡単だが、しっかりしている歯を抜くのは結構大変
全身麻酔の影響もあるし、精神的な負担も大きいだろう
そのため、抜歯は最終手段にしようと思っている
ステロイドは長期間使用すると(人間もそうだが)皮膚が薄くなったりするらしい
ステロイドは炎症を抑えはするが感染を抑えるわけではないので感染を抑えるために抗生剤の併用が必要
炎症を抑えるという観点から関節炎などに使われるサプリが効果があるとの研究結果があり、試してみたけど、ニオイがキツくてうちのビビには難しい
ちなみにこのサプリ、結局のところ油なので下痢する事もある(うちのビビはそのタイプ)