最近はコロナについて書いていなかったが、これを書き出すと字数が多くなるので、遠慮していた。当初程に関心度が有る訳でないから、書く立場としても減らした方が良いのかなと思いつつ昨日書いたら、国内と海外発で今のオミクロンについての記事が有ったから、追加コメントとして書きます。その中身を信じるかどうかは個人の判断です。一応情報の出所は専門的な立場の人だから、内容的には信じている、但しそれがベストの意見や答えではないかもしれない、ことを承知下さい。
コロンビア大学とミシガン大学の研究者が共同で発表した論文が有名な科学誌に記載された事が書いて有る、ご存知の様に今のワクチンは変異しているから、当初に接種されたワクチンを今のオミクロン株に対しては効き目がない事は、この分野に従事されている医者や科学者なら常識としてお持ちでしょう、その事を論文として発表された、日本は見つからない根拠を探しているが、早く2類から5類に変更手続きした方が得策なんだがと、素人の筆者でも思っている。その位に勇気をもって変更すると言えない専門家が揃っている、何カ月前から語られていた事なんだが、思い切れない、海外では数ヵ月前には決定されている事を決められない、日本は後進国だから仕方ないとは言えない、先を行っている研究者とタッグを組んで早くから共同研究していれば良かったのにと思えてならない。
ショッキングなレポートだから、これが虚偽なら大きなパッシングとなるで有ろう、米国ではオミクロン派生型に警戒感が高まっている、と書いたのは米国でも専門家に読まれている科学誌セルでの記事が発端だ、これに依ると「BQ1」と「XBB]は既存のワクチンや抗体薬では感染予防が難しいと指摘した。 ワクチンに効き目が劣ると、公表したから薬品会社や処方されている患者にはショックだ、そして承認されている抗体薬も効果がないと警告した。 同時に「免疫をすり抜ける性質を持つていて、これが感染者を増やした可能性が有る」と指摘した。 CDCによると派生型は新規感染者全体の7割以上が占めていると、感染の重症化や効き目も調べていて、抗体薬の幾つかは効果がなかったと指摘をしている。 FDAでも常に調べていて、許可はしたがその後に於いて効き目が無いと使用承認を取り止めている、アメリカは多くの新規商品を調べて、許可を出したり、承認を下げたりと忙しい、スタッフ数は日本より遥かに多いスタッフで日常業務を行っている。
日本は将来に於いてノーベル賞が貰える数は減るだろうと言われている、これこそが危機で、PhDへの評価が下がっていたり、定職に就くためのライセンスでもなくなっていると言われている、コロナ研究でもこの3年間の論文数で日本人は見劣りしていると言う数字が有る、G7の中で最下位で有ると、2020年度は16位、21年度は14位、22年度は12位となっている、上位3位は米国と中国か英国だ、予算額も見劣りする感染症に関してだけでも、米国のNIHが年間6千億円も振り分けるのに対して日本のAMEDは年間90億円、がんや再生医療に比べても低い、日本は今何が旬かと言う事に拘るが、この点で政府は有識者会議を持っているが、これが機能してないと思えるのだが。
日本にも国立の感染症研究所が有る、住んでいる近くで自転車で5分で行ける、そこは本部だが分室も有るが常勤職員が360人、アメリカのCDC(疾病対策センター)は全米と世界各地に分散しているが1万1千人の職員がいる、感染症は様々なタイプが有るので、その専門性で必要な人を配置しなくてはならないので、日本の様に小さな分野を受け持つには適当な数だろうが世界標準からしたら低い。
防衛予算額は多いが、地道に研究して行かなくてはならない分野への評価が低いのと、予算の不利振り分けが少ない、内閣府にもっと暴れ馬が居なくてはならない、何を主力にしたいか、その為にはどんな人材が必要か、そして予算も決め方に問題有りと見ている、学校での成績が良い連中だけでは国は守れない。