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生成AIが引き上げた、半導体市場の好調さで有った。

儲かった人は生成AIをポジティブに考えて居た人で有ろう、反面ネガティブで有った人は大ショックを受けた筈だ。それ程に株式市場での値上がりで儲かった人が多かった、有る面話題を信じた人で有ったで有ろう、投資だから儲けないと行けないが、これに思い切れた人はホクホクだろうが、今回の株高以前から注目して「エヌビディア」の株を買い込んでいた人は、儲けが半端でない状況となった。時価総額1兆ドル(約140兆円)なんて多くはない、この会社にしても半導体専業メーカーだから景気が良い時代と不景気も経験している筈だ、その会社が画像チップメーカーとして成功したのは今の社長ファンさんの努力と市場環境が良かったからで、大変な決断を何度も経験している、それにしても台湾人に成功者が多いのは、同じアジア人として何が違うのだろうか、その昔、約40年前からアメリカには台湾人が多くいた、アリゾナ州フェニクス市役所に日本事務所を設けないかと話を持ち掛けた、が何とその職場に台湾人がいて、その話は台湾でと話が進行していると言われた。彼らは本気で移住をして何かの起業を立ち上げる事の執念は、一段上に居たのは事実で、ホテルや日本食レストラン等のサービス業でも一歩早く手掛けていた。本気度の違いを感じた、その前3年位だろうかタイからの帰り道で約1週間台北に滞在して台湾人家族に世話になった経験は有る。

そんな国台湾は今や世界の半導体市場を左右する程の規模で有る、熊本への誘致にも賛同してくれた世界一の半導体企業(TSMC)の存在意識は高いが、どちらかと言えば汎用半導体で日本では先端技術でなく、ミドルクラスの半導体製品で有る、稼働する頃に需要が有るかどうかの疑問は有るのが正直な意見だ。個人的に思って居るだけですが。

これに反してエヌピディアは画像処理に長けていて、多くの画像関係を取り込んでいるのが特徴だ。現在のAIブームは大規模言語モデルで文字が中心、これが画像処理と言う大きなマーケットに焦点が当たる、そうなるとエヌピディアの独り勝ちとなり、今回の株高は、これを見込んで買いが入った。
これには彼らが開発した演算機能が組み込まれている、幾つかのデーターセンター(クラウド処理用)が構築されていてそこにはこのユニットが繋がれている、今まで依り数百倍もの高速演算が可能となっているのが特徴で、これは会員(契約)が基本で、無料では使えない。

どんどん進歩するAIに開発者が規制が必要と政府に求めているのは、前提を超えた結果や期待値が出てくるからで、これは人類の英知を超えることだから、規制が掛かるのはやむを得ない事だ。

日本政府は海外主力半導体メーカに集まってもらい、投資を促したのは事実で、1980年代末の頃の日本が半導体でトップーシェアーで有った事を彷彿させる、装置や素材系では存在感は有るが、人材はとっくの昔に失った、夢を再びかもしれないが、本気度がないと継続は困難だ、日本政府も金を出すが、協力会社は知恵で効力して欲しい、中国に取られた産業を取り返す事は易しい事ではない、彼らのスマホを分解しても100%が国内産ではない事は知られている、そこへの供給が50%は難しいで有ろうが、30%としても台数が多いから部品メーカーにとっては有難い事だ。

来年以降も半導体産業に活況が有るとは言えないが、半導体を造るだけではなく、各工程で必要な装置が有る、そこに日本メーカーが食い込めるかで有る、数十億円もする装置も有るので、それらが産業として成り立って欲しいし世界での活躍もして欲しい。

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