その為には、経済力と政治力が共に存在感として認識されて居なくてはならないが、経済力は過去形で有るし、政治力はそもそも無い国で有った、その原因は日本の政治家は不勉強が目立つから相手にされていない事が有る、やはり大臣は最低限任された分野での実績がなくてはならないが、これが無いのが日本の大臣だから相手にされない面が有る、一つの事だけを行って居れば良いとは言えず、幾つかが有りその中で一つは他の追随を許さない程の経験と知識が有る事、これが無いのに長く政治家をやって来たので、ご褒美として大臣職を与える今の政治では、それは国内だけの内向き政治で有って世界では通用しない。
全方位外交なんて志向しなくても良い、そんな力が無いのは分かっている、特に東南アジアは政権が不安定だから、入れ込み過ぎて、それが無価値となる場合は多い、特に中国が「一帯一路」の様な壮大な国家プロジェクトを計画して、その賛同国を求めていると、欲に絡んでその方向に行く、心変わりは当たり前に有る、その駆け引きの力配分は重要だ、本来的に中国寄りと分かっている国に対しては、それなりの付き合い程度で良い、ODAなんかを考える必要はない、例えばカンボジアやラオスには挨拶程度、大抵の国では華僑がその国の経済の上位に居る場合が多いので、そこへ日本が無理やり入ろうとしても無駄な労力だ、ミャンマーに入れ込み過ぎて資金と時間を無駄にした日本は「付き合いの程度」を学ぶべきだ。
インドの南に位置している小国のスリランカが中国に騙されて、破滅の危機に有る、大統領一族がお金の為の政治をして来たからで、IMFに助けを求めてはいるが、承認には時間が掛かる、つなぎ融資を日本に求めている、自分たちの失敗を認めないで、選挙のやり直しも行わない国なんか相手にする必要はないと個人的には思っている。
インドネシアが今や国力を持ったから、意見を言う様になった、指示されても聞く耳を持たない国になりそうだ、長年投資をした国だが中国に牛耳られている分野が有るから、そのバランスを利用するのがバレている国だが、10年後には日本は経済力で追い抜かれる国になるだろう、人口が多いから、人材も育てば経済にはプラスとなる、中国に抜かれたらその差が大きくなるばかりだ、それがインドネシアから起こる、その為には友好国として助言を聞く国で有って欲しい。
そんな国が後2カ国有ればと思う、ベトナムは今や自前の自動車を造る国に成った、人口も1億人を超える国に成るだろう、製造国として成長して来た国だが韓国もしっかり入り込んでいる、中国からの移転先としての存在感が出て来た国だが政治の不安定が少々心配だ。
フイリピンも政権が変わった、かってのマルコス政権の再来とはならないで有ろうが、その息子は長男だから一族とみなされる、アメリカはこの点で税金の未払いを、残していたから大統領として訪米は出来ない。
南シナ海で中国が軍事島を建設したのを許さないと言いながら、一族の出身地方面んは中国の進出を許してる、それもかなりの規模と聞く、前大統領のルーツは中国だから、彼が中国の行動を許した面は有る、一度入り込むと抜けない国だから、中国は厄介だ、その厄介者が日本にも沢山いるので中国規制シフトを設ける必要は有ると思っている、しかし軟弱な日本には出来ないだろう。