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最近経済誌に日本人の給料記事を目にします。高いと思う反面、非正規を雇用者は格差が大きい。

企業間格差が有るので、運よく勝ち組企業なら平均よりは高い給料で、そうでない斜陽企業は大企業を中心に年齢の割には高くない、のが普通だ。
今や部長職にもたどり着けない社員も多く、担当部長で定年を覚悟しないといけない時代になってしまった、今のコロナ禍で業績が良いとは信じられないがそんな会社も有るんだと疑っている、高い企業は当然ランクインしているハイテク企業と外資系は良い、キーエンスと言う半導体関連の会社はこの何年か日本企業ではNO1の給料を得ている、平均年齢は知らないが平均年収は1750万円位だから、これは高いが半導体でも種類は多く、何かで違いは出るだろう、相対的にエレキ分野は普通の商品は国内で造らずに海外拠点からの輸入だ、量販店に置いて有る電気製品はパソコンまでも中国製になってしまった。これしか方法が無かったのか、何処かの国で本社機能から製造まで一貫したら、中国企業と変わらない競争力を構築できなかったのかと情けない気持に成る。

三菱重工、IHI等重工企業は全てに於いて他分野と差がついてしまった、結婚するならこれらの企業は売り手市場だったのに、今40代後半なら年間で200万円以上の差が有るだろう位に開いている、自動車もトヨタ以外は有望産業でなくなった、そもそも日本にメーカー数が多過ぎるからで、再編は急務だろうと思える程に構造変化が求められる。
日本から自動車産業がなくなったら、正直どうしょうと言う程に企業規模で勝ち目がない、薬品会社なんか次々にバイオ関連ベンチャーを買収して大きくなって来た、武田薬品が大きく買収に動いたがまだ効果は現れていない、これが期待薄になれば、日本には海外企業と対等か有利な展開は難しくなる。
大変競争の激しい産業だから人材の獲得、バイオベンチャーの買収等積極的でないと業界から取り残されてしまう、よって優秀な人材の確保と資源が活かせなかったら、展望が見えなくなる。

上場企業も外資系でないがカタカナ名の企業が多くなった、数十年前に知つていた会社が名称変更で、どんな会社だったか見当もつかなくなった。
合弁やM&Aでの再編は今後も多くなる、勝組企業に居たなら当分は安泰だが会社名から落とされる企業も有る、数千人も社員がいたが出世コースから外されて、今や定年まで雇ってもらえればと言う、消極的な社員ばかりだと給料泥棒と噂されてしまう、日々窮屈な思いで出社は精神的に参ってしまう、人事管理が重要となる、他社へスカウトされるのなら給料アップも可能だが、40代以降はチャンスが無い時代になった、国内企業との競争でなく海外組とのガチンコ勝負に勝たねばならいが、英語力もない人材では使えない、こんな筈ではないと思っても世界は変化している、家族を残して単身で海外に残りの人生を賭けてみるのも方法だ、英語力が無くても活かせる経験が有れば転出出来るが、基本数年から5年位で用済みとされるから、この辺の判断を間違うことが無いように気を付けねばならない。

労働法の改正で正社員を少なくして派遣スタッフで生産や製造分野での人件費を減らして来た日本だが、これが日本全体に給料が上がらない社会にしてしまった、これが諸悪の根源なんだが敵は国内より海外に多くなった、Made in Japanを求める顧客がまだ要る内に、復活させて欲しいと思うが高齢社員が重しにならない様にバランス経営が出来るかが鍵だ。

ウイルス問題が終息すれば、いよいよ厳しい競争の時代になる、オールジャパンで勝を取りに行ける様、知識と競争のテクニックを磨いて欲しい。




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