考察した方が良いが、その技術がどんな仕組みで、実用性が有るのか、まだ先でないと無理なものも有ったりする、
資金が必要とか、場所の問題や、安全性や環境に適合しているどうかも知らなくてはならないから厄介だ。
以前にも触れているが、都知事の小池が熱心なのが、新築住宅への太陽光発電装置の設置の義務化だ、義務化と言う
から反対意見が出たり、それは補助事業で有ると思う、そうすると恩恵を受ける人が居て、安く設置が出来るとか
補助金の支給が受けられるとか?が起こる。こうした利害関係なしで進行はしない、15年前にこの事業に関係してい
たから様々な問題には詳しい、当時は日本メーカーが幾つか有って先端を行く事業で有った、しかし当時には安かろう
悪かろうの中国が控えていた、ドイツが既に駆逐されていたから日本のメーカーも気がかりだ、知識が有れば参入は簡単
で、原料となるシリコンが当時既に中国に有ったから、それだけでもコスト的には有利だ。
日本メーカーは中国から材料を買い入れなくてはいけない、一つの物質で出来上がるのでないから、基本技術的な事は
知られているから、素材の精度を上げるとか品質が重要となる、技術的に標準化が出来てないから故障部分を取り換えな
くてはならないが中国はモジュールを交換する、物のコストが安いから出来る事で、日本的な対応は出来ない。
在庫が有れば対応可能だ、安かろう悪かろうで有るが直ぐに交換が可能ですと言われれば、コストも安いので中国製には
負けてしまう、かなり乱暴な事をする中国メーカーで、この方法でドイツに勝ち、日本にも勝つ戦略を実行する、製造コ
ストで負けないから、特に大規模案件では差が大きく出てしまう。
現場でも手抜き工事をする会社が横行して、結局日本メーカーは総合的に負けとなる、そんな現場は当然日本人が行って
いるから、質の悪い経験者が多く生まれてしまった、それらが台風や大雨で現場が破壊されて、大きな損害が発生してし
まうと言う悪循環が残ってしまう。
風力発電は大きな現場が多く発電するから断然有利な現場となる、これが日本では経験ないから欧州組に負けてしまう、
海が遠浅でないから設置が簡単でない、山の頂上までは険しくて、工事コストが掛ってしまう等不利な条件でのスタート
となる、国土が小さいから大きなプロペラでの発電が困難、技術的には問題ないが日本では向かない技術の一つだ、今年
の初めだったと思うが、秋田沖での開発案件で三菱商事が、本体を中国か欧州の何処かの国と組んで、プロジェクトを受
注してしまう、が最近このプロジェクトが挫折していると言われている、大した経験も無いのに、日本の銀行から資金を
引き出して、それを原資に海外でプロジェクト開発しているとかの話は聞く、商事会社なんかお金が用意出来るだけで中
身は無いのが普通だ、これが最終的に実行できないからと受注に参加出来なかったり、無理な案件で有った事が多いの
で彼らは、基本コミッション事業をやっているだけで、中身に入り込むなと言いたい、現場を経験してないから、最初か
ら無理だと思っている、彼らの存在は海外での大規模な工場団地を受注するが、それは優秀な下請けが有るから実現して
いるだけ、ピンハネ事業が得意なだけだ。
再生可能エネルギーで儲けが出るとは思えないから、プロジェクトに最小限に留めるべきだ、商事会社が出来ることはプ
ロジェクトの調整だけ、それも重要だから彼らのサポート役が出来れば良い「通訳」の様な存在で居て欲しい。
重工業を持つ国だから、エネルギーの確保は最重要項目だ、G7との付き合いは重要だが、サハリンからの石油とガスの供
給には最新の注意が必要だ、今サハリンからの供給分がストップしたら、その穴埋めに大変困難を要する、難いプーチン
で有るが、駆け引きで負けてはならぬ、岸田の退陣なんかよりも大事だ。
は有利だ、屋根置きでも15枚から20枚は置く、モジュールサイズはメーカーによって異なるが、見た目でメーカ
の区別は困難だ、南向きで角度で日光が当たる様に置くのが基本だ、影にならない事は重要、年間で5月頃は有利で有
る、雨や雪は不利となる、余りにも熱いと効率が落ちる、モジュール表面にゴミが積もらない事は重要だから、ホース
で水が掛けられると効率が良くなる、鳥の糞は厄介だから近くに鳥が集まる大きな木がない事は重要、基本何もしなく
ても順調に発電してくれる、これが何よりメリットだ、FIT(電気の買い取り)が始まった当時には補助金が有ったりし
ていたし、買取金額も高かったから、メリットはその当時が良かったかもしれない。