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日本の失われた30年は、余りにも長いし、政府は借金を繰り返して維持しているだけ。

 人間が個人的に負っている借金で大きな存在は住宅ローンだ、現金で買える人は極少数で、殆どの国民は借金での生活で成り立っている。
国家予算を毎年発表しているが、この中にも借金返済が盛り込まれていてその額は大きい、予算の1/3は借金返済で有るのは、ご存じの通リです。こんなにも多いと、個人企業は成り立たない。

1980年代にバブルを起こした国です。銀行までが倒産すると気が付いた方は多いし、企業も国内で製造するよりも人件費が安い国に工場を建てて、そこで造り国内で販売すれば成り立つことは分かった、これを海外にも売り込んで成功したのは、今や誰でも知って居るユニクロだ、世界のファストファッションブランドとしてお馴染みの衣類関連商品群のほぼ全てが安い生産国で縫製されている。

この種の企業で世界展開している企業は少ないが、オートバイや自動車までも海外製造だから、国内では産業の空洞化が起こる。
これを事業展開しないでは産業と言えない、海外と国内でのバランス経営を大企業は行う、中国企業でも受託生産を他の国で行っている、これが普通で有るが、問題はその期間だ、甘んじていると、次から次へと安い生産地を探して展開するしかない、安いコストで生産して高く売るから儲かるので有って、どの産業もこの仕組みで成り立っている、日本への回帰と言っても簡単ではない、高コストの国は基本コスト高だから、商売には向かない、これを可能にする為には付加価値を上げる事を考える、Tシャッや短パンスタイルは高温地域でないと売れない、幸い北半球と南半球と言う気温差が有るから、商売がなり立つ、司令塔は日本に有っても生産は安い国が基本としている、商売は競争だからこれに勝って、利益を上げて事業展開を考えるのが普通の経営で、これを行わないと会社は成立しない。

日本から多くの産業や商品が消えてしまった、これは競争に負けたからと産業の集中化が出来ない国になってしまった。中小零細企業が多過ぎる、1人オヤジでもなりたい人が多いからで、これでは勝てない。
半導体産業が1980年代には世界のトップクラスの会社が有った、バブル時代でも有ったから、会社の中身は大した事では無かっただろう、結局会社は縮小して、従業員は韓国企業へ転職した、結果今日でもサムソンは世界的企業として存在している、彼らの給料は韓国内でも一番で有ったりしている、熾烈な競争社会だから40代を超えると職が無くなる、それでも行く先が中国に有る、中国が先端技術の半導体産業が出来るとは思わなかったが、今や普通の半導体なら中国製が多い。

三菱重工が航空機の製造を諦めた、型式証明が取れそうにないからで、1兆円を超える借金が有りながら止められるのは、グループ内に銀行が有り、製造業も有る、しかし造船業も無くしたから、地域に依っては空洞化が起こる、日本で航空機が造れるとなれば、国民に自信が起こる、日本国内では小国だから飛ばす先がない、反面中国は国土が広いから自国内でも航空機の産業が成立する一面は有る、証明がないが、国内では飛ばす事は可能らしいので、国内向けだと言えるが、筆者は中国に行かないが、国内線で中国産に乗る事は有るだろう、がやはり本音としては乗りたくない飛行機だ。

こうして国内が広大で、人口も多いと産業が成立する場面は有る、中国と言う不可解な国だから出来るので有って、少々のデタラメは許せる国だ。特許件数や学術論文は多い、日本なんか緩い国だから、中国人留学生を受け入れ、中国人に不動産を売る国だ、中国内で外人は自由に不動産なんか買えない、土地は国の物だかで借地権を買うだけだ、今中国は不況の中に居る、長く続いてくれたらと思うが、これを何時かは乗り越える、その時から世界は中国を中心に回るだろうと感じる、これが少しでも長引けばと思うが、性能の低いEV車を安く、先進国でない国に売るだろう、何かを切っ掛けに、儲けられたら中国の世界が来る、10年後か20年後かは分からないが、この数十年だけを見ても、彼らはやり遂げるだろう、中国に支配される時には筆者はこの世に居ないが、恐ろしい共産国家が誕生するのだ。

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