大企業だから社員数は万人を超える規模なのだ、それが今は名もない会社のごとく、忘れられようとしているのは残念だ。その代表的な会社は東芝と富士通だ、何時の時点からダメ会社になったかは明確に知らない、が実態は素人でも分かる程に、中身のない会社になっている様だ、こんな事を素人に言われたくないだろうが、２０年前とか３０年前には就職希望会社の上位で有ったのだ、実際多くの知名度が有る大学から入社して来た、それが今や風前の灯とされているなら、その責任は社長以下経営陣の責任だと言う事は分かる。 その時々に於いて売れる商品が出せなかったなら、中堅技術者でなく経営陣の責任だ、と言える、或いは銀行と言う資金提供社かもしれない。そんな大会社なら親戚にも自慢できる程の会社だ、何が何時の時点から可笑しくなったのかに、我々素人とか当時で有れば入社が断られた連中に言われたくないと思って居るだろうが、傾いているのは事実だ、関連会社も多く持っているから、本体が揺れれば関連会社はそれ以上に深刻になる。
東芝は何年も前から投資ファンドの餌食になったり、社長を外部から登用を試みたりしていた、事業の整理統合等経済界を賑わした、何をやってもダメな会社と言う印象だ、株価も下がるだけ下がったから買いに行こうかと思っていたら、非上場化に向かったりで、方向性が定まらない。 そんな会社で有るが以前はかなり革新的な商品を出していた、大きなつまずきは何で有ったか、総合電機メーカーだから扱う商材は広い、電池や蛍光灯から航空機用とか原子力まで余りにも幅が有り過ぎた、これらの絞り込みで失敗が出るのは仕方ない、多くは関連子会社として専業メーカー化したのだ、しかしシナジー効果は出ないのだ、原子力のWHを買収した、７千億円位で有っただろうか、これも先行き原子力開発に国内世論が賛同しなくなった、設置予定候補地での反対運動が有り、狭い日本に多過ぎると言う意見も有った、開発が前進しないまま、不良債権化してしまった、原子力がだめなら再生可能エネルギーにも取り組んだが、今は曲がる新素材の太陽光発電かと思うが、これには出遅れている。
富士通もだらしない会社になった。コンピューター産業では他社よりは先行していたが、ソフトの開発でつまういた、特に銀行でのオンライン化に進歩が無かった、銀行のご合併化でシステムの統合化が上手く行かなかったのは痛手だ、こんな事は日本のメーカーは得意で有っイメージが破壊されてしまった、特にソフト開発では多くの実績が有ったのにだ、インテグレート化が上手く行かないのは何故だ、システム開発を外部業者に任せたのが失敗の原因か、システム工学と言う教育でも教える人材が居なかったのか等不思議な事が国内で起こるとは、思ってもいなかった。この分野は他メーカーよりは富士通は得意で有った筈なのにと思う。 こんな会社がIT事業に資源集中と有る、１０年前なら分かるが今からでは遅すぎるのだ、子会社等の売却が進行中だが、時間の掛け過ぎだ、スピードが追い付いていない、経営陣の入れ替えをしないと海外のGAFAMとの差が開き過ぎた、消費者向けなんて無いのが、日本のIT企業だから追い付ける事は略不可能だ。 と言っても富士通ならではと言いたい、過去は過去で新規に出直しだ、その為には経営陣の入れ替えは必要。
この２社に反して、日立製作は鉄道インフラでは成功と言えるだろう、コンピュータはすっかり忘れている産業だ、日本のパソコン各社は中国へ委託されている、日本製は有るけど出荷台数が少ない。 給料が少ない会社で有ったが、今はどうだろう、業績が上がって居るなら給料も上がっている筈だ、４０年位前だが他社より給料が低い会社で有った、それが有ったから今日が有るかどうかは知らないが、今や日立の方が知名度では上でないだろうかと、個人的な感想だ。
同じくNECも有る、この会社は今は宇宙産業に方向を定めている感が有る、実態は知らないが、個人向けではないのは事実だろう、何が得意なのか、何を作っている会社なのかも知らない。 この４社は物作りの会社だが、今やソフトとかシステムで稼ぐ時代だ、これに遅れれば３０年後には社名が消えているだろう、優秀な社員だけでは稼げない時代だ、消費者マーケットに向かっている、これに遅れない為には社員の発想が大事だ、有名大学出身者だけでは駄目で、様々な経験や発想力との融合をさせる会社でないと生き残れない、日本はベンチャー企業が有っても、飛躍してない、この原因は、以前と変わらづ「井戸の中の蛙だ」だからだ、シリコンバレーに今の様には知られていない時期に過ごした者からしたら、日本人の国際化は進歩がない、外人を含めた混合チームで仕事の経験がない、これは不味い現象だ、打破せよ。
何よりベンチャーに対しての投資額が少ない、そしてNYとかナスダックの上場を目指せ。
