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日本に世界的なベンチャー企業が生まれないのは何故だろうか?

失われた30年の前は、日本と言う国が注目に値する程の勢いが有ったのだが、それは何処が起こしたバブルが原因だったのか、と考えさせられる、この間には当然給料も上がらず、自信も無くしていた時代で有った。悪いのは大企業と経団連で、そこにお金を注入した銀行団も悪かった、最終的には政治が機能してなかった事も有る、全てが意気消沈で元気が無かった、資金提供なん出来ない時代だから、ベンチャー企業も生まれないし、経営を持続成長には持って行けなかった事は有るだろう、生きて行くのが精々だから無理もないが、このバブルで日本は忘れられた国に成り下がり、本来は有ったアイデアも塩漬け状態となる。            今話題の半導体では1980年代後半には日本企業で半分以上が上位に位置していた、マイクロソフトとアップルは存在していたが特にアップルは倒産する目前の常態で、ジョブスは会社を追い出されてしまった。

その頃にシリコンバレーに居てベンチャー企業やキャピタリストにも多く会った、その後にも訪れるエリアで有ったから、状況は知っていた、が今の成功している会社は、行かなくなった後で生まれた会社だ、こうしてベンチャー企業が次々に生まれていた、しかし全ての会社が成功とは行かないで、資金の打ち切りは多かった。伸びそうな会社は、何かのアプリを開発している会社も探している状態だから、途中で合流するのが一般的で、こうした過程を得ながら成長していくのだ。日本では当時その様な会社は余り無かった記憶が有る。余りこだわらない性格なのか風習なのかは知らないが、このパターンで会社を大きくするのだ。

日本企業は尖った技術者を雇う風習が無い、社員としてその他に入れたがる、勿体ない事で、これでは成功も掴めないだろうと思う、社長以上に待遇を良くすればと思うが、アメリカでは離合集散は多い。      半導体製造の前工程で「露光装置」が有る、大事な部分で日本のニコンやキャノンもこの分類に入り、以前はニコンは知られた存在で有ったが、今はオランダのASMLが圧倒的なシェアを取っている、時代に合った技術開発で差を付けたろう、日本企業は市場を抑える事が出来ないから、追い付かれ追い越されるのだ、幾つかの装置メーカーが有るが油断しない事だ。

これより大事なことは、熊本と千歳で工場が立ち上がる、熊本は台湾のTSMCの工場だから、中国リスクで分散工場は必要だろうと思う、工場をその周辺にと動いて居る、仕事は有るだろうが、抜け出す会社が有るだろうか、バブル状態らしいが、日本企業にメリットが出れば良いが。

千歳市のラピダスは工場建設中だから、IBMがまだ製造ラインも持たない技術での開発で、未知数だ、技術者がIBMの研究所?とかに行って研修なのか技術移転に励んで居るのかは知らないが、経産省が持ち込んだ事業アイデアだが成功するかどうかは未知数だが、先端技術だから実用化に期待する。                 来年には試作ラインで造る予定だ、しばらくは試行錯誤となる。しかし大金をつぎ込んでいるから成功させる使命は有る。2ナノの微細化だ、造った経験はない、実務で使えないと行けない、量産化は2027年からだから時間は有るが、政府保証での融資だから経産省は失敗が出来ない。事業に参加している企業は大企業だから、目途が立てば融資の顧慮するだろうが、一つの賭けだ。           


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