たぬき 日本では愛くるしい動物であり 農家にとっては害獣扱い
たぬきは西欧には一切存在しちょりません たぬきがもともと住んでいたのは日本や朝鮮半島・中国・ロシア東部 意外かもしれんが極東の生き物
アメリカやヨーロッパにはいないので たぬきという名詞も一般的なものはない かわりに西欧ではアライグマが生息しちょります
ホンドタヌキ
タヌキは在来種で哺乳網食目イヌ科タヌキ属 アライグマは外来種で哺乳網食肉目アライグマ科アライグマ属に分類される まったく種族が違う動物
日本には本州・四国・九州に生息しているニホンタヌキ(ホンドタヌキ)と 北海道に生息するエゾタヌキの2種類がいる
エゾタヌキ
タヌキとアライグマの違いは次の通りぢゃ タヌキは臆病でアライグマは気性が荒く攻撃的である タヌキは集団行動を好みナワバリを作るが アライグマは単独行動を
好み縄張りは作らん そしてタヌキは森林や里山などで目撃されるケースが多く 人家に侵入するケースはそれほどないが アライグマは森林や里山のほか 農地や
住宅街でも目撃されることが多く 床下や人気の少ない倉庫 神社仏閣の建物などに侵入することも多い
アライグマ
見分け方は タヌキは体長50〜70cm程度でアライグマは体長40〜60cm程度 耳の淵が黒いのがタヌキで 耳のふちとひげが白く 目の周辺がアイマスク
のように黒いのがアライグマ 目と目の間に黒い筋があればアライグマで黒い筋がなければタヌキ 尻尾にレッサーパンダのような縞模様があればアライグマで
先端が黒ければタヌキ
タヌキの生息数はかなり少なく 日本古来の生物といえるほど 日本では珍しくも無いが希少生物に値する ちなみにRacoonはアライグマで
タヌキの英語名は無いが Japanese raccoon dog と表記されるが間違い 正確にはTanukiが正しいと思う