さて、先日も書きましたが、タイミングチェーン(カム駆動のチェーン=エンジンの前側)あたりからコンコンコンコンと異音がしています。エンジンが冷えているときには音がしないのですが、温まるとコンコンコンコン、
BMWに詳しい川崎のポールポジションさんへ問い合わせると、バルブシフター(タペット)をカムが叩く時に、タペットに傷が入っていると異音がするという話を伺いました。
さて、このタペット(バルブシフター)ですが、単価がディーラーで5000円、ツインカムの六気筒ですから24バルブ、24個あるわけです、
となると部品代だけで12万!!!!
そして、BMWのシリンダーヘッドカバーは強化プラスチック製で経年劣化で変形しオイル漏れもよく起きるパーツになります。
このパーツはディーラーですと38,535円、そして、シリンダーヘッドカバーのパッキンもまたプラスチックで5,943 円、
あははは、パーツ代だけで、12+3.8+0.5で16.3万、そして工賃が、6万くらい、、、、合計22.3万
あはははは、
あははははは、
・・・・・・・・・・・・・・・・
どうして気づいちゃったんでしょうねぇ、、、
ちなみにこれらのパーツ、本国の部品商から調達しますと
タペット:2,055円×24=49,320円
ヘッドカバー:17,573円
パッキン:2,202円
合計:69,095円
もちろんドイツからの発送なので1万円くらいの送料がのってしまいます。
それでも16.3万対8万円、
これは大分違います。
今回、本当に壊れている箇所+直した方が良いよね?という部分を直すつもりで部品を調達していましたが、
新たに不具合箇所が見つかってしまったので発注済のパーツの一部の取り付けは延期して工賃を浮かし、
追加で必要な部品を発注し、
真に必要な修理にとどめることで出費を抑えなければなりません。
それでも当初予定していた30万を超えて40近く逝ってしまいます。
欲を出すと、ステアリング周り、フロントのアーム類、ブッシュ類、リアのブッシュ類、今回の不具合箇所
すべてひっくるめて直してしまいたいところなのですが、、、そうすると60コースなんです。
なんとも、、、かんとも、、、、、、さすがに60はおいそれと出せません。
今の40ですら行こうと思っていたSkiをどうするか、年末の里帰りを諦めるか???というレベル、、、
しかし、じゃぁこれで新車とか中古でも良いですけれど買い替えという話になると、もっと大枚が出ます。
不思議なもんで、新しいものを買うとなると何となくワクワクするのですが、修理となるとゲンナリするのが面白いものです。
金額だけ見れば安上がりで、何が問題なのか?となるのですが、人間、合理的な生き物じゃないなとつくづく感じます。
まぁ、こんなに書いてますが、これまで4年近く故障も無く動いてくれたんですから正直よくできた奴なんですが、、、
国産車ですと何が何でも部品のあるうちに直さないと後で直せなくなる危険がありますが(中古パーツで解体屋をめぐれば別かもしれませんが、、、)
部品供給という観点から見れば外車は供給が長いですね、さらに良く売れた車種に至っては、パーツベンダーがサードパーティパーツを製造販売してますんで大したものだと感じます。
もちろんベンダーは選ばないと1年で再度交換しないといけないなんてことになるのですが、、、、
今回も純正パーツをメインに注文していますが、純正部品製造メーカーの自社ブランド商品(OEM)として
ショックアブソーバはSACHSの製品を、
アーム類で存在するものはLEMFORDERを調達しています。
LEMFORDERについてはこちらでパーツが検索できます。
ということで、E34、まだまだ乗ります