映像 ☆☆☆☆
脚本 ☆☆☆☆
演技 ☆☆☆☆
役者 ☆☆☆☆☆
音楽 ☆☆☆
という感じ。
ホラースリラーと青春映画のハイブリッドで、両方のいいところが出ていたと思う。
カラダ探しを進める中で、6人の高校生が友情を深めていく過程が、ベタだが楽しめた。
役者が美男美女で、6人とも性格のいいキャラばかりなのが、良い方に働いていた。
ストーリーには唐突だったり、辻褄があわない部分もあったが、テンポが良くなるメリットの方が大きかったように思う。
スプラッタ表現もあったが、グロくなりすぎない範囲で見やすかった。
画面は少し暗すぎるシーンがあった。(日本ホラー全体の問題)
adoが主題歌を歌っていたが、あまりインパクトはなかった。
個人的にあり得ないと思ったのが、最序盤で、モブの男子生徒が女子を品定めしているシーンだ。
優等生で人気者の横田真悠に欲情した後、ボッチの主人公・橋本環奈を「あれはあり得ない」と評していた。可愛くてもボッチになることはあるだろうけど、見た目で橋本環奈にダメ出しするわけない!?
横田真悠はラヴィットで見て好きだったので、出ていて嬉しかった。途中、少しだけ見せた切ない感じの演技も良かった。
ラストは希望を感じさせる爽やかな終わり方で、漫画とは違う感じなのかな、と思わせておいて、エンドロール後に1シーンあるタイプだった。
ただ僕が目がよくないのと、画面が暗いのとで、何が起きてるのかよく見えないのが残念だった。なんとなく察しはついたが、後でググってみると、原作に寄せて、続編に繋げる演出だったようだ。