「いぶり暮らし⑥」大島千春/徳間書店/¥580(税別)
「いぶり暮らし」の最新刊です。
燻製いいですよね~。
憧れです。
私売ってる燻製食品はそんなに好んでは食べないです。
だから私は燻製そんな好きじゃないんだな、って思ってました。
でも、知り合いの方から手作りの燻製をいただいたんですが、
これがすごくおいしかったんです!!!
いつか燻製やりたいな~と思いながら「いぶり暮らし」を読んでるわけです。
あと、このコミックスのいい所は結構生活がリアルな所です。
よりちゃん(カフェの店長)と巡(ゲーセンでアルバイト)の同棲生活上での
燻製料理ですから!
リアルな分、心にしみる名言あります!
今回は巡が友達の結婚に出席するんですけど、
そこでよりちゃんとの結婚を考えるんです。
いや、よりちゃんとの結婚というより仕事の事とかいろいろ思う所があるんです。
ゲーセンのバイトもこのままではいけないっていう思いもあって。
でもよりちゃんと一緒に料理したり、なま暖かい現実もあって。
よりちゃんの方も今の生活で楽しい反面、これでいいのかと思う所もあるんです。
だって年齢は上がっていくわけで。(よりちゃんの方が年上)
でも、二人で過ごす時間はすごく穏やかで・・・。
二人とも幸せだけど、このままでは・・・、という思いも抱えてるんです。
そういうベースがあっての巡の友達の結婚式です。
式から帰ってよりちゃんとの生活に戻って巡は思うんです。
「稼ぎが
甲斐性がと
自分の問題を挙げている内は機会なんて来ないんだ
俺が今すべき事は
自分にばかり向いていた意識を
相手に向ける事」
すごい名ネームです・・・!!
これ、結婚できない人の解答なんじゃないかなって思います。
自分に意識が向いている限り結婚ってできないと思います。
運命の人がいて結婚しました、みたいな人は別として。
結婚しない理由なんて作ろうと思えばいくらでも作れるわけで。
女性とかコーヒーの飲み方が嫌だった、とかそういう理由でお見合い断る人とかいます。
私ではないですよ!でも、こういう理由で断っていた人何人かいました。
もちろん、相手の方には違う理由でお断りしてましたけど。
結婚しない理由、結婚できない理由の多くは自分に意識が向いているからだと思います。
だから婚活でうまくいかなくても気にしなくていいと思います。
本人の問題なので。
ただ、女性なら出産のこととか男性なら跡継ぎのことや家を立てるならローンのこととか
いろいろなタイムリミットがあるから婚活しないとでいけないわけで。
それで無駄に傷ついたりするんですよね・・・。
ま、いろいろありますがとりあえずは日常を大切に過ごす事が大事だと思います。
ちなみに先週夏至がありました。
私夏至大好きなんです。
夏程暑くなく、夜も夏みたいに明るくて。
晩御飯の後片づけてもまだ夕方みたいで。
この日は一人でイベントして楽しんでます。
今年はムーミンのマグカップを買って珈琲を楽しみました。
こうやって自分の日常を大切にしていきたいです。
そうして誰かに意識を向けて、日常を大切にできたらきっと幸せな結婚ができるんだと思います。