古家の小父さん、小母さんは定年退職をして、毎日働き続けたから、余生は有り金はたいてこの地に、趣味を求めて来たのだ。小父さんは、近くに魚釣り三昧をして、小母さんは家庭菜園をして、自給自足をやれたら言うことないね。と発端は至極単純な動機だ。そして、お金を安くあげるため、今にも壊れそうな、いや、壊れかけた古家を手に入れたのだ。蜘蛛御殿なるお屋敷は虫たちが集うそれはそれは、虫たちにとって最高の館だったのだ。それを追い出して、この古家の主じである変な小父さんの到来となったのだ。蜘蛛や虫達にとっては、厄介な侵入者です。この小父さん小母さんにとって、なけなしの金で手に入れた館だったのに、、、、、、、。ある日の運命のいたずらで、それを手放すことになろうとは、、、、、、、。夢、夢おもいもしなかった。夢破れたり。悲しい結末になろうとは、、、、、。人間社会の悲哀を感ゼずにはいられません。蛙目線で書いています。