翁の徒然なる日々

日々是自遊

金のかからない政治とは!?

2024-06-21 11:30:00 | 日々の徒然
梅雨前線も北上してきたので関東も間もなく梅雨入りするかもしれない。陽射しは暑いし湿度は高いし、不快指数は高まっている。

今日は三月に一度の眼科の検診日、涼しい内にとテクテク歩いて出かけることにした。

国会事実上閉幕
長かった国会も会期を終え今日で事実上の閉幕となる。なんだかんだと散々揉めた政治資金規制法の改正案もギリギリ成立した。

日付は失念したが、少し前のよみうり時事川柳にカネいらぬ政治の議論誰もせず」(流山猫 猫 山)というのが掲載されていた。

なるほど~そうだよねと同意。今回の政治資金規制法の改正の中で、どの党もカネのかからない政治を目指すとは主張していない。ただ禁止禁止禁止のオンパレード。

企業団体献金の禁止や政治資金パーティーの禁止などや公開基準は幾らからとかいつから公開するの議論ばかり。 

立民党などは企業団体献金の禁止を謳っており、個人の献金や寄付金を増やすという意味なのだろうが、有権者の4割以上は支持政党なしだから、そもそも日本に個人での献金・寄付文化は無い。なので個人からおカネを集めるのはかなり難しい。

また、一方で政治活動を行なうにはある程度のカネが要ることは、自民党の麻生副総裁がそのように講演していたし、立民党の小沢一郎氏や異音・岡田幹事長らも政治にはカネがかかると認めていた。

公設秘書は3人までとなっているので、私設秘書は置かず、事務所も借りず、高級料亭はもってのほか、街の居酒屋で打ち合わせをする。車は軽自動車、スーツは量販店かスーパーで既製服を買う、などで良いなら余りカネはかからず議員歳費と細やかな個人献金で活動は出来るだろう。

でもそういかないのが現実、秘密の話も外部に漏れないように秘密が守れる馴染みの高級料亭に行く、どこに外国の目や耳があるかわからない。

昨秋の派閥の政治資金パティーの問題が表面化してから、マスメディアは自民党=裏金=悪、野党=表金=善の構図で散々報道し続け稼いできた。本当にそうなのかなと今も思っている。

我々国民も自分たちの税金が直接裏金になった訳ではないが、政治家が濡れ手で泡を掴むようにパーティー券の代金を懐に入れるのが許せないと大騒ぎ。所詮は政治家も我々も同じ拝金教の信者。

いずれしても今日21日で国会は事実上の幕を閉じる。立憲民主党はパフォーマンスよろしく内閣不信任決議案を提出、毎度の如く今回も否決されて幕を閉じる。毎度毎度本当にご苦労さん。

なお、19日には短時間ながら形だけの党首討論があった。結局議論が噛み合わず終わってしまった。解散や総辞職をいくら迫ってもキッシーは応じるわけがない。もっと落ち着いて議論をすることは出来ないのかな。

そんな茶番劇を見せられているうちに半島の国では国際手配犯の大統領と世襲独裁者が会談、軍事同盟をより強固なものにしたと伝えられいる。

それなのに我が日本ときたら、政治とカネで与野党がやり合っている。良いのかなあー、君等そんなことでこの国を守れるのと問いたい今日此の頃である。

今日も良い一日を・・・