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まだ残暑が厳しくなかなか涼しくならない。九州地方は大気が不安定でまた大荒れのよう、少しは休ませてほしい。
◼️水不足
ところが関東の水がめの矢木沢ダムは降雨量が少なく貯水量が減っているそうで水💦不足が起きている。下手をすれば取水制限もあるとのこと、自然の差配は厳しいですな。
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さて、お隣の国を巡ってびっくりするようなニュースがあった。
■中国・恒大グールプの破産法申請
中国の不動産開発大手の中国•恒大集団(グールプ)が8月17日、アメリカ連邦破産法15条の適用をニューヨーク連邦破産裁判所に申請したというニュースが駆けめぐった。二年前にデフォルトに陥っていたが、遂に破産法を申請した。
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そのせいかどうかはわからないが最近の株式市場は内外ともに軟調で冴えない展開が続いている。
我が日本も嘗て30年前に不動産バブル崩壊があり悪夢のまま今日に至っている。
◾️中国版リーマンショック
また、15年前の2008年にはサブプライムローン問題に端を発したリーマンショックがあり、株価や不動産価格は暴落、その他ギリシャショックというものもあった。
今回の項大グループに次ぎ、「碧桂園」という不動産最大手のデフォルト猶予期間が、9月5日とも6日とも言われている。
こうして不動産開発大手の会社が相次いでデフォルト、破産手続きになると、それこそ中国発の中国版リーマンショックも起きかねない。
■日本への影響
もちろん日本への影響もあるだろ、その昔「アメリカがくしゃみをすれば日本が風邪をひく」と言われたことがある。さて、中国がゴホンと咳をすればチャイナ風邪という新たな流行り病が流行るかもしれない。
でも発生源は我が国ではないと彼らは言い張るに違いない。折しもこのタイミングで日本への団体旅行は解禁された。裏に何か意図があると思うのは自分だけかな。
個人的な旅行だと言い張り、日本に居座ることはないのかな、自分としてはそれが一番の懸念材料だが。
■今後どうなる?
そして、9月始めに碧桂園のディフォルトが確定すれば、それに次いで不動産開発会社の破綻が続くだろう。そしてその影響が金融機関に及び金融機関の破綻もあるかもしれない。
日本でも不動産バブルが崩壊し、北海道拓殖銀行、山一證券、そして日産生命などの保険会社も次々と市場から退場していった。
13行?あった都市銀行、長期銀行や信託銀行なども次々と合併し、今や3メガバンクの時代である。
もっとも中国のような共産主義国家が果たして日本のようになるのか、は自分如きには全くわからないが、もしかしたら今まで経験したことのない事が起きるかもしれない。
微かな望みは中国→日本の流れができたら、それはそれで日本人としては嬉しいことである。
いずれにしても注目は9月5日、6日である。
今日も良い一日を・・・
備考:画像は「©いらすとや」さんで。