今日は雲が多い一日、気温もそう上がらないが蒸し暑そうだな。
◆政治資金規制法改正案
さて、政治資金規制法改正案は妥協的な修正を重ね難産の末やっと衆議院を通過した。ザルや底の抜けたバケツのような改正法と言われているが、何とか成立の見通しが立った。
一方で維新以外の立民、共産、国民などの野党は揃って批判している。実効性はわからないもののキッシーの言っていた政治改革の一歩は踏み出したと言える。
察するに、維新以外の野党は批判こそしているが、胸の内ては「ああ良かった」と安堵していることだろう。
規制法の審議中に立民党の幹部が政治資金パティーの開催を計画していたことが明らかになり、彼らは右往左往して何だかんだと屁理屈を捏ねていた。
それが彼らの読み通り、法案に盛り込まれず成立、これで野党もやりたい放題。
◆良かった良かったと
今回の改正法案にその政治資金パティーの禁止や企業団体献金の廃止は盛り込まれなかった。自民党の政治家連中がホッとしていると思うが、一番ホッとしているのは立民党の議員ではないだろうか。
国民向けには耳障りの良いことを言って批判し、法案に反対する姿勢を見せてはいるが、これからは全てを自民党のせいにして堂々と政治資金パーティーを開催出来る、もちろん企業団体献金も、彼らは心の中ではしめしめウハウハではあるまいか、悪いのは全て自民党だから、ねぇ岡田さん。
今回の自民党派閥の政治資金パティーにおけるキックバック問題、問題発覚後、自民党はフルボッコのように叩かれてきた。確かに結党以来の危機かもしれない。
ただ、国民として怒っているのはもちろん自民党には違いないが、実は与野党問わず全ての政治家に対して怒っていると思う。少なくとも自分はそう。
全ての活動を国民の血税に委ねている日本の政治屋、あっ違った政治家の皆さんに怒っているのだ。自民党だけではなく全員に。
政治とカネの問題、もうウンザリ、いい加減にしてと思う今日この頃である。
今日も良い一日を・・・
