日本公認会計士協会は、IT委員会研究報告第35号「ITに係る内部統制の枠組み~自動化された業務処理統制等と全般統制~」を、2008年1月21日付で公表しました。
この研究報告では、「財務諸表監査におけるITに係る内部統制の理論的枠組みの整理に重きを置き、自動化された業務処理統制等及び全般統制の意義を明確に示すとともに、両者の関係がより明らかとなるよう具体的例示を挙げ、解説し」たとのことです。
目次を入れて10ページあります。全般統制に関する記述がもっとも多いのですが、その前段として、自動化された業務処理統制、自動化された会計処理手続、手作業の統制に利用されるシステムから自動生成された情報について述べています。
全般統制の項目の中では、エンドユーザーコンピューティング、スプレッドシート、外部委託業務についてもふれています。
JICPAが「IT統制の枠組み」確定版を公表、業務処理統制の考え方に変更点
最近の「日本公認会計士協会(監査・保証業務)」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事