横領などの罪でIMF元専務理事に禁錮4年6月の実刑判決が言い渡されたという記事。
「被告はスペイン財務相、第一副首相などを歴任し2004~07年にIMF専務理事を務めた。退任後、大手金融機関「バンキア」などの代表に就任したが、60人余りの幹部らと共に架空名義の銀行カードを使い、遊興費など私的な支払いに資金を流用した。
ラト被告ら幹部が流用した資金は総額1200万ユーロ(約14億円)以上とされる。ラト被告は自身の着任前からの慣行に従っただけだなどとして、刑事責任を否定していた。」
個人の犯罪というより、不正な慣行が銀行幹部の中で蔓延していたようです。
IMF元専務理事、横領罪で禁錮4年半 スペイン(朝日)
「ラト氏は2007年にIMF専務理事を退いた後、バンキアの経営を担った。同行は、ユーロ危機のさなかに経営危機に陥って公的資金の注入を受けており、横領事件は国民の強い批判を浴びた。」
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