不正な貸し付けを隠す目的で書類を偽造したとして、「フタバ産業」の元財務・経理担当役員らが有印私文書偽造・同行使容疑で逮捕されたという記事。
実際の貸付先(元関連会社「ビジネスデザイン研究所」(BDL))とは別の相手先に送金したように偽装したとのことです。
「3人の逮捕容疑は2008年10月、実際にはBDLの口座に約15億円を振り込んだにもかかわらず、取引があった別の2社に振り込んだように装った振込伝票3通の写しを偽造。監査法人にファクス送信した疑い。」
ファクスで済ませてしまうのも問題かもしれませんが・・・。もっとも、そこで監査人がだまされたとしても、別の相手先への貸付金が計上されているわけですから、契約書を閲覧するなり、残高確認をやったりすれば、発見できそうです。(記事には、監査人がこの偽造にだまされたとは書いてないので、適切に対応していたのかもしれません。)
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