日本でのFTX通貨上場時、業界団体が条件付帯公表せず-アラメダ警戒
破綻した米暗号資産交換業者FTXによるトークン「FTT」(今年2月から日本の取引所で上場している)は、条件付きでの上場にもかかわらず、そのことが公表されていなかったという記事。金融庁も条件付きであったことは知っていたそうです。
「ブルームバーグが入手した資料によると、日本暗号資産取引業協会(JVCEA)はFTXジャパンにアラメダの保有するFTTの残高と動向の確認を行うよう求めるなど「条件付き」で上場を承認。2月15日からFTTの取り扱いが始まった。JVCEAのウェブサイトに掲載されたFTTの暗号資産概要説明書には条件付き承認であることは記載されていない。
JVCEAは暗号資産交換業の適切な実施を確保するため、金融庁が法律に基づいて認定した自主規制団体。金融庁関係者は、上場審査に当たりJVCEAから報告は受けており、条件付きの承認であったことは認識していると述べた。」
アラメダは、FTXの前CEO、バンクマンフリードの個人会社です。
FTTの暗号資産概要説明書(一部)