会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

暗号資産交換業者バイナンス、米司法省とIRSが調査-関係者(ブルームバーグより)

暗号資産交換業者バイナンス、米司法省とIRSが調査-関係者

米司法省と内国歳入庁(IRS)が、バイナンス・ホールディングスという仮想通貨交換業者を調査しているという記事。

「事情に詳しい複数の関係者によると、マネーロンダリング(資金洗浄)税制違反を担当する当局者は調査の一環として、バイナンスの事業について見識を持つ個人から情報を求めている。調査は機密事項だとして関係者は匿名を条件に話した。」

「米連邦政府なども顧客とするブロックチェーン分析会社チェイナリシスは昨年、検証した取引の中で犯罪行為に結びついた資金が流れる量は、他のどの仮想通貨交換業者よりもバイナンス経由が多かったと結論づけていた。」

「米当局は窃盗や麻薬取引などの違法取引の隠蔽(いんぺい)を目的にした仮想通貨の利用や、仮想通貨の価格高騰に賭けて思わぬ利益を得た米国人による脱税行為に懸念を表明している。」

この事件の身代金は仮想通貨で支払われたそうです。

ランサムウェア攻撃を受けたColonial、500万ドルの身代金を支払ったとの報道(ITmedia)

「ハッカー集団「DarkSide」からランサムウェア攻撃を受けた米石油パイプライン大手のColonial Pipelineは既に身代金をおよそ500万ドル(約5億5000万円)支払ったと、米Bloombergが5月13日(現地時間)、この件に詳しい2人の情報筋の話として報じた。

Bloombergによると、Colonialは攻撃後数時間以内に暗号通貨で身代金を支払ったという。身代金を受け取ったDarkSideは人質にとったデータの復号ツールを提供したが、復号に非常に時間がかかるツールだったため、Colonialは独自のバックアップでシステムの復元をする必要があったと情報筋の1人は語った。」
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