平成28年公認会計士試験の合格発表が、11月11日に行われました。
合格者は1,108 人(対前年比57人増)、合格率10.8%、うち 短答式試験の受験者等 1,098人です。
合格者増は、主として合格率上昇によるものです。52.0%以上の得点比率となっていますが、これを53%以上とした場合には、千人を切っていました(939人)(得点分布表による)。ただし、得点比率自体はここ数年変わっていないようです。
願書提出者数は10,256人(2回ある短答式の願書提出者を名寄せした数字)です。
合格者の最高年齢は 67 歳、最低年齢は19 歳、平均年齢は 26.2歳(昨年は27.1歳)となっています。合格者における女性比率は21.3%。
合格者と合格率の推移は以下のとおり。( )は短答式試験の受験者等の数値です。合格者数は一応底を打ったというところでしょうか。
2016年
1,108人 10.8%
(1,098人) (10.8%)
2015年
1,051人 10.3%
(1,030人) (10.2%)
2014年
1,102人 10.1%
(1,076人) (10.0%)
2013年
1,178人 8.9%
(1,149人) (8.8%)
2012年
1,347人 7.5%
(1,301人) (7.4%)
2011年
1,511人 6.5%
(1,447人) (6.4%)
2010年
2,041人 8.0%
(1,923人) (7.6%)
2009年
2,229人 10.5%
(1,916人) (9.4%)
2008年
3,625人 17.1%
(3,024人) (15.3%)
2007年
4,041人 19.3%
(2,695人) (14.8%)
2006年
3,108人 14.9%
(1,372人) (8.4%)
会計士試験の合格者は昨年を上回る1,108人!平成28年(2016年)公認会計士試験合格発表!とその考察(公認会計士ナビ)
当サイトの関連記事(昨年の合格発表について)
最近の「金融庁」カテゴリーもっと見る
金融審議会「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ」(第5回)議事次第(2024年12月2日)(金融庁)
証券監督者国際機構による「フィンフルエンサー」、「オンライン模倣取引慣行:コピー取引、ミラー取引、ソーシャル取引」、「デジタルエンゲージメント・プラクティス」に関する市中協議文書の公表(金融庁)
金融審議会「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ」(第4回) 議事録(2024年10月10日)(金融庁)
監査法人の懲戒処分について(爽監査法人)(金融庁)
アスカ監査法人に対する検査結果に基づく勧告について(金融庁)
証券監督者国際機構(IOSCO)による移行計画の開示に関する報告書の公表について(金融庁)
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2000年
人気記事