会計ニュース・コレクター(小石川経理研究所)

iPhone:日本で旋風起きるか ネックは割高料金?

iPhone:日本で旋風起きるか ネックは割高料金?

米アップルの「iPhone(アイフォーン)3G」の発売を取り上げた記事。

「アイフォーンの販売価格は2年間の新規契約を結べば、記憶容量8ギガバイトの機種が2万3040円。ソフトバンクモバイルが1台あたり4万5000円強を負担し、値引きする。ソフトバンクの孫正義社長は「目先は赤字だが、長期的にみれば利用料できちんと収益が出る」と説明する。

 月額使用料は、基本料や通信料などで最低7280円で、2年間の支払総額は少なくとも20万円前後となる。」

ソフトバンクは、携帯電話本体の代金の値引きは抑えて、そのかわり、分割払いにするとともに、毎月の通信料を割引するという販売方法をとることにより契約を伸ばしてきましたが、アイフォーンに関しては、端末の大幅な値引きを行い、毎月の高めの通信料でそれを回収するという方法をとるようです。

分割払い方式であれば、契約当初の会社の負担は少なくてすみますが、端末値引き方式だと最初の負担が大きくなります。孫社長がいっているように、アイフォーンがいくら売れても、業績にプラスの影響が出てくるのはしばらく先になるのでしょう。
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